デジタルテレビ放送とアナログ放送技術



 

さようなら公称200万台?向けのアナログハイビジョン(MUSE方式) 2007年9月30日

※3   なお、放送衛星業務用の周波数を使って行う協会の高精細度ハイビジョン放送(デジタルハイビジョン放送)と同一の放送番組の放送は9月30日に終了するが、視聴者の混乱を極力回避するため、

10月1日から31日までは、終了告知文を放送する。

さようなら合計数百万台向けのアナログ文字放送(2007年度中にNHKと民放各社は独立放送を終了, 字幕放送は継続) (テレビ朝日だけ独立放送を継続)

さようならNHK-FM文字多重放送(他のFM民放は継続) 2007年3月31日

デジタルTV・ワンセグ・ケータイ審査員あわせて63,413票(2006年紅白 双方向投票)



番外編メモ 2021年2月13日〜14日
震度6強になるとNHK総合、Eテレ、BS1、BSプレミアムはB-CASカードを抜いても視聴できるようになる
これまでも津波警報の期間中はB-CASスクランブル解除を行っていたが、津波注意報/警報が出ない地震だけも行うようになった

テレビ朝日はCM中に連続して2段階(初期、追加地域)表示と緊急地震速報チャイムを各々鳴らす(他の民放で追加地域を表示できなかった局がある)

1度目(地域が追加されるまでの24秒間のみ)、赤色のスーパー文字「緊急地震速報 強い揺れに警戒」は人物を避けたため消えた部分


2度目(24秒後、追加地域が広がったことを地図と文字を色分けすることで見やすくなっているが、凡例「追加地域」の文字色がグレーな上に左側の色見本が白座布団の上に白をメインのオレンジ色グラデーションでコントラストが無くなり戸惑う。
NHKは急を要するのに時間軸に訴えかける点滅だけで色分けしないのでどこが追加されたのかわからない
改めて緊急地震速報スーパー「強い揺れに警戒」(受信機側が文字スーパーとして描画と合成チャイム音ポーンポーン、その後放送局側一般音声チャイムの2種類)を追加放送


■ご覧のデジアナ変換サービスは終了しました。(2015年4月末)




■スカイツリー試験放送

東京スカイツリー

2013年1月スカイツリー移行 (地デジは現状維持。FM放送とワンセグ放送は改善)
 4段20面2システム(合計160面)からなる多面合成アンテナを 4ユニット(合計640面) 2009.11.17発表
 NHK総合 NHK教育 日本テレビ TBS フジテレビ テレビ朝日 テレビ東京 東京MX(16ch:東京タワー20chから変更) J-WAVE(81.3MHz) NHKFM(82.5MHz)
 ※東京タワーに居残り 放送大学(28ch) FM東京(80.0MHz) 放送大学FM                                                        ↑インターFM

ゲイン塔 頂部制振装置TMD(Tuned Mass Damper) 625m:25トン 620m:40トン
(上側)                                                  直径8m 高さ約10m 計50m/全体の高さは約30m
ユニット1  A群: 27ch + 26ch ( NHK総合    + NHKEテレ   ) 20面 * 4段 = 80基
           B群:                                         20面 * 4段 = 80基  合計160面(2システム) 交互に配置(1段あたり40面)
ユニット2  C群: 25ch + 21ch ( 日本テレビ + フジテレビ ) 20面 * 4段 = 80基
           D群:                                         20面 * 4段 = 80基  合計160面(2システム) 交互に配置(1段あたり40面)
ユニット3  E群: 24ch + 23ch ( テレビ朝日 + テレビ東京 ) 20面 * 4段 = 80基
           F群:                                         20面 * 4段 = 80基  合計160面(2システム) 交互に配置(1段あたり40面)
ユニット4  G群: 22ch + **ch ( TBS        + 共用予備   ) 20面 * 4段 = 80基
           H群:                                         20面 * 4段 = 80基  合計160面(2システム) 交互に配置(1段あたり40面) * 4ユニット = 合計640面
(下側)
---
東京MX NHK-FM・J-WAVE マルチメディア放送
展望台へ

※日本テレビとテレビ東京が10dB低い
 東京MXは劇的に改善(広帯域受信機と簡易スペアナ、市販受信機のAGC値、CN値などから判断)

■デジタルテレビの遅延問題

デジタル放送は(漠然と)遅延する。機種により遅延量は違う。「緊急地震速報」の遅延は…
とは言う物の具体的な遅延量はネット上に掲載されていないようなので
アナログ放送(広帯域受信機,アナログBSチューナ)とデジタル放送(レコーダ)の音声を左チャンネルと右チャンネルとして同時録音してからじっくり測定。

デジアナ変換のアナログ音声と地デジ直接受信の遅延量は同じ(0ms)
※基準;アナログ広帯域受信機FMモード(アンテナ直接受信)



■スーパーハイビジョン(地デジの周波数帯で2チャンネルをまとめて利用すれば伝送可能に)がすぐそこまで… (2010.09)

http://www.soumu.go.jp/main_content/000082552.pdf

1953年 アナログ白黒放送開始
1960年 アナログカラー本放送開始
2011年 7月   地上アナログテレビジョン放送終了
2011年 地上波2チャンネル(12MHz帯域)を使った120Mbpsの情報伝達
2012年 地上波2チャンネル(12MHz帯域)を使ったハイビジョン伝送
2015年 3月末 CATVのデジアナ変換終了
2015年 暫定方式策定             地上波で「スーパーハイビジョン試験放送」開始?
2020年 地上伝送方式規格化       地上波で「スーパーハイビジョン本放送」開始? 

放送開始までたったの5年(10年)、衛星だけでなく現状の地上アナログや地デジ2チャンネル(6MHz+6MHz帯域)で可能へ。
アナログ放送(2011年まで60年弱)と現行の地デジ(2003年から)併用期間は8年でバトンタッチ。次は?



■全国一斉地デジ化テスト〜アナタの家は地デジ化済んでますか?〜 2010年07月04日(日)夕方5時59分〜6時00分(全国一斉放送)(2010.07.04)

(大前提として) 全国民は砂嵐の映像 イコール 放送用の電波が途絶えた状態だと認識している?

全国一斉地デジ化テスト レターボックスの疑似ノイズ1 

全国一斉地デジ化テスト レターボックスの疑似ノイズ1
全国一斉地デジ化テスト 4:3アナログ視聴者向け番組のはずだが16:9で「アナログ」表示付きレターボックス(上下黒帯)と16:9疑似砂嵐ノイズ

アナログテレビで歴代の真空管、白黒、4本足の家具調、赤いダルマ、EDTV2に対応していそうでしていなかったワイドテレビ、アナログビデオデッキなどをスタジオに展示して
ホラ砂嵐になったでしょ? でもデジタルテレビならシッカリ映ってるでしょ? 中には大画面平面テレビなのにアナログチューナーで視聴している人は工事しておけよ。
的な一目瞭然で実感させる比較CMじゃないと。フーンで流されそう。

最近のアナログテレビはビデオデッキのようにブルーバックになったり電源が自動的に切れるので、電波が無い=砂嵐と思っていない人も結構いる。

2011年7月24日と言いながら、実はその数ヶ月前から縮小、文字乗せ、青い警告画面に移行することになっていますが、テレビで事前に告知しなくても大丈夫?

デジタルテレビなのにわざわざVHFアナログチャンネルで視聴している人が都市部には多い(数%から2割?)らしい。

CATV接続組は、7月24日までの砂嵐や警告文のお仕置きを乗り越えるとデジアナ変換の延命措置が最長5年間(予定)あるので、騙されたと言い出す人が出てきたり。する?



■地デジ難視対策衛星放送ロゴ「全受信機共通」送信開始(2010.02.21)

 関東の地デジ各局と同じロゴをBS上にも送信(model_id : MID=FFFE  BSは0xfffe「全受信機共通」衛星ダウンロード)

  **** Download Information ****       地デジ難視対策衛星放送用のBSロゴデータ
  NextScedule ...
  SDMDLM_UNREAD [17]  1970/01/01 00:00:00-00:00:00 MID=FFFE TSID=40F1 ONID=0004 SID=03A1(929) DLID=02050100 TAG=79

■地デジ難視対策衛星放送開始(2010.02.15)
BS19chで難視対策衛星放送が始まる。変調とスロット割り当てはBS15ch(NHKBS)と同じ(46+2スロット) 局ロゴはまだ黒→1週間後に送信


890ch「BSデータ 地デジ難視対策放送」

  
291ch NHK総合                 


292ch NHK教育1・東京            
  

294ch日本テレビ「契約してね!日本テレビ」
 
  
296ch TBS「契約してね!NHK総合」 
 

297ch テレビ東京1               


298ch フジテレビ「契約してね!フジテレビ」
  
この放送は、地デジ難視対策衛星放送です。
放送対象となる地区を限定した放送です。
詳しくは
地デジ難視対策衛星放送受け付けセンターへ

「契約してね!NHK総合」←遊びすぎ



■BS放送衛星の担当が変わる (BS-3/13をBSAT-2cからBSAT-3aへ)
>BS-3chおよびBS-13chの放送事故について  平成20年9月17日
>放送衛星BSAT-2cにおいて9月11日および9月14日に起こりました障害により、BS-3chとBS-13chに放送事故が発生しました。
>今後、衛星メーカーである米国オービタル・サイエンス社とともに原因究明と対策を行ってまいります。

>◎ 平成20年9月11日発生の放送事故
>障害時間:  2008年9月11日(木)  1時45分44秒 〜 1時53分22秒?(7分38秒間)
>障害内容:  停波(BS-3ch)  3chの放送に使用していた中継器の出力低下
>措置状況:  3chの放送を、BSAT-2c衛星から予備衛星であるBSAT-3aに切替を行い、放送を復旧。

>◎ 平成20年9月14日発生の放送事故
>障害時間:  2008年9月14日(日)  4時03分03秒 〜 4時11分59秒 (8分56秒間)
>障害内容:  停波(BS-13ch)  13chの放送に使用していた中継器の出力低下
>措置状況:  13chの放送を、BSAT-2c衛星から予備衛星であるBSAT-3aに切替を行い、放送を復旧。
>問い合せ先:(株)放送衛星システム企画部

2008.09
BS01 AGC(V)=202 C/N=85 BER=4.40E-4 (PNoise= 0 TC8PSK2/3=48           slot 現在値96 最大値96
BS03 AGC(V)=202 C/N=84 BER=3.60E-4 (PNoise= 0 TC8PSK2/3=48           slot 現在値96 最大値96
BS09 AGC(V)=204 C/N=85 BER=1.80E-4 (PNoise= 0 TC8PSK2/3=48           slot 現在値96 最大値96 全て最良値 96
BS13 AGC(V)=203 C/N=86 BER=1.80E-4 (PNoise= 0 TC8PSK2/3=48           slot 現在値96 最大値96
BS15 AGC(V)=203 C/N=85 BER=2.20E-4 (PNoise= 0 TC8PSK2/3=46 QPSK1/2=2 slot 現在値96 最大値96

2007.11
BS01 AGC(V)=199 C/N=80 BER=1.39E-3 (PNoise= 0 TC8PSK2/3=48           slot 現在値93 最大値94
BS03 AGC(V)=199 C/N=82 BER=1.68E-3 (PNoise= 0 TC8PSK2/3=48           slot 現在値94 最大値94
BS09 AGC(V)=201 C/N=86 BER=1.40E-4 (PNoise= 0 TC8PSK2/3=48           slot 現在値96 最大値96←最良 96 MUSE跡地
BS13 AGC(V)=202 C/N=79 BER=2.46E-3 (PNoise= 0 TC8PSK2/3=48           slot 現在値91 最大値91
BS15 AGC(V)=200 C/N=76 BER=5.78E-3 (PNoise=20 TC8PSK2/3=46 QPSK1/2=2 slot 現在値84 最大値84←最低 84 PNoiseあり

快晴時にDV-HRD300で調査。昼夜や四季は関係せず。
昨年(2007)は各チャンネル間でバラつきがあり、BS15(NHK関係)はPNoiseまで数値として現れている
今年(2008)はC/Nが10dB近く、BERは1桁向上している。
一般向け(右端)受信強度もチャンネル間でバラ付きがなくなり数値も向上している。取説によると推奨レベルは60以上


平成20年9月12日   地上デジタル放送等における「緊急地震速報」の速やかな伝送等に向けた技術的検討の推進 (一部略)
>         総務省は、本日、地上デジタル放送等における「緊急地震速報」の速やかな伝送等に向け、社団法人電波産業会及び社団法人デジタル放送推進協会に対して技術的検討の推進を依頼いたしました。
>       特に昨年10月に気象庁が運用開始した「緊急地震速報」等については、視聴者へのより迅速で確実な情報伝達の努力が望まれるところですが、そのためには、地上デジタル放送等に関しては、情報圧縮等のデ
>   ジタル信号処理に伴って送受双方で生じている遅延を出来る限り低減していくとともに、このような伝送遅延の影響を極力回避する技術的手法の確立等に向けて、関係者で努力することが非常に重要であると認識し
>   ています。
>     このため、総務省では、本日、デジタル放送の民間標準規格の検討、策定等を行っている社団法人電波産業会及び社団法人デジタル放送推進協会に対し、地上デジタル放送等における「緊急地震速報」の速や>
>   かな伝送等に向け、既存の伝送制御信号等の仕組みを活用した速報伝送など技術的手法の検討の推進について、依頼をいたしました。

地デジの欠点である、信号遅延(2秒から3秒)の対応がこれ。緊急警報放送は映像に変換する前の状態で専用の識別子で処理しているので処理が速い(これに関しては全機種で動作必須ではないので説明書を参照)
策定、規格、製品化されるまで数年。他の放送規格も変更があるので新しい物が好きという人以外は2011年(2012)になってから動いた方が良いかも。特にアナログブラウン管で困ってない人。
ハイビジョンレコーダは寿命が短いから欲しい時が買い時。(数年で壊れる)チューナー代わりのレコーダとブラウン菅。


「東京スカイツリー」建設費用は約600億円で12年春に開業予定 (都内だけデジデジ移動で問題が発生するか?)
2011年7月24日に終了となっているが告知の関係で実質6月程度で終息。それまでに東京タワーに向けてUHFアンテナを新規設置(都内のUHFアンテナ設置率が低い)や再調整を行っても…
2012年春(デジタル完全移行から半年後)に東京スカイツリー(墨田タワー)へ強制変更(東京MXと放送大学とFM放送は居残り)
→地域によっては翌年の完全移行で電波障害に悩むことになる、逆に解消される地域も発生する(反射波受信でもBERを確保できれば受信可能なので実質の害は少ないと思いますが)

放送用の送信アンテナが300m程度から600mに改善するので山手線内などの都心部は改善するが、隣接県付近で受信している場合は結局近所のビルが邪魔をする。


asahi 2008.04.20(画像は2008.04.25全国放送分)
地デジ受信機の世帯普及率は約28%(2008年4月報道)
「アナログ」「アナログ放送は2011年7月24日で終了します」等のテロップを北京オリンピック前からアナログ放送側に重畳させる予定
 


放送開始時期に地域差があったので終了時期を段階的に設定する案が潰れた。

 


放送終了3年前の2008年7月24日から文字スーパーを乗せて周知徹底を行う (北京オリンピック前から)
→2007年9月30日に終了したBSアナログハイビジョン(MUSE放送)画像はコチラ

2007年3月の調査では、地デジ受信機は全国約1400万世帯に普及。
2008年8月の北京五輪時に約2400万世帯、
2011年4月までに全世帯(5000万)に普及させる計画。

→(BSデジタルは2000年)地上デジタル放送は2003年に開始。(8年)5年経過しても普及率1/3。各メーカーの工場がフル稼働しても間に合うかどうか。地デジ詐欺問題
 「もう3年しかない」と思わせて普及率を後押しする計画。スーパーインポーズされた文字(テロップ)を見て移行してもらわないと2011年に普及率9割以上を確保できない。

2008年4月19日/日本経済新聞 朝刊
ソニーや松下、全ネット番組1台で・新型TV、来春にも
  ソニー、松下電器産業など家電大手はインターネット経由で様々な番組を視聴できるネットテレビを来春までに発売する。
近く国内の家電・通信大手が配信規格を統一する見通しで、1台のテレビで異なる番組配信サービスを利用できる環境が整う。
各社は新規格を国際標準として提案する計画で、将来は海外番組も見られるようにすると同時に、日本の家電やネット技術の競争力強化につなげる。

→テレビは一体物なので新機能や性能を求めた場合は丸ごと買い替えが必要になる。 アナログ放送終了「前に」急いで購入しなくてもデジタル放送に興味が無ければアナログ放送が停止「してから」じっくり考えて購入する方法もある。 (いやらしい人はアナログ放送終了時にデジタル受信設備がないと申告して解約、あとから購入するパターン?)
  画質や性能や機能や大きさや消費電力などもこなれてきて、新衛星デジタルチャンネルへの移行と追加(H.264)、IPv6などのインターネットを利用した配信…、画質処理LSIの向上、録画付きTV、色々追加する予定。ブラジルに採用された地デジのコーデック(H.264)に再変更…するわけないか。(これからスーパーハイビジョンが普及するまでの十数年? MPEG2で運用する日本)
2011年(夏ではなく年末以降?)に新東京タワーが完成する予定
→ごく一部の地域では東京タワーから新タワーへの再調整が必要になる。旧タワーから東京MXm放送大学、FM放送を放送し続け、新タワーへの移行は地デジのキー局のみ。
 新タワーの完成(運用開始)は2011年末か翌年にズレ込み停波予定の7月24日には間に合わない。
平成19年9月12日
周波数割当計画(平成12 年郵政省告示第746 号)の一部を変更する告示案を作成し、本日、電波監理審議会に諮問しました。
情報通信審議会より「VHF/UHF 帯における電波の有効利用のための技術的条件」が一部答申されました。
2 告示案の概要
 90-108MHz:テレビジョン放送以外の放送                                                                       (平成23(2011)年7月25日以降、変更なし)VHF 1- 3ch
---
170-205MHz:       移動                (公共業務用、一般業務用)                                            (平成23(2011)年7月25日以降)          VHF 4-10ch(10chは端数)
205-222MHz:テレビジョン放送以外の放送                                                                       (平成23(2011)年7月25日以降)          VHF10-12ch(10chは端数)
---
710-730MHz:   陸上移動(電気通信業務用、公共業務用、一般業務用(10MHz 幅を高度道路交通システム用とする。))(平成24(2012)年7月25日以降            UHF53-56ch(56chは端数)
730-770MHz:   陸上移動(電気通信業務用)                                                                     (平成24(2012)年7月25日以降)          UHF56-62ch(56chは端数)

※右端のアナログチャンネル相当は独自に追加



■地上デジタルテレビジョン放送(通称:地デジ) + 1セグメント部分受信サービス(呼称:ワンセグ) + 衛星放送 
 ハイビジョンレコーダが2チャンネル同時録画が可能。地上デジタル携帯向けワンセグ受信機を発表。BS受信機おまけで1000万台(2005年秋)

 シャープが専用テレビ第一号を市販しました。2003年9月頃から松下とソニーも単体チューナを発売する予定。
東芝は6月頃に対応テレビを見切り発売しましたが、ファームウェアを投入しない限り受信できないようです。
 大手のケーブルテレビ会社はパススルー(同一周波数/周波数変換)ではなく、トランスモジュレーション方式を行う会社が多いようです。(特に首都圏)
前者なら市販のチューナやテレビで視聴できますが、後者の場合はCATV会社のSTBを用いないと視聴できません。
 総務省から放送エリアになってから2年を目処にパススルーにも対応するような指針があるようですが、経営上無理だと言われればトランスモジュレーション方式で
STBレンタル商法が横行し続けることになります。これでは液晶テレビやプラズマテレビやデジタルハイビジョンレコーダを購入してもデジタル放送の特性を活かした視聴ができません。
STBのレンタル契約を行ったとしてもアナログD端子接続、HDD内蔵テレビやハイビジョンレコーダはアンテナで入力できないので従来のアナログチューナのみで無駄になります。
 

リモコン番号   物理チャンネル
 1ch NHK総合    27ch
 2ch NHK教育    26ch
 3ch 独立U局          tvk18ch 群馬テレビ19ch とちぎテレビ29ch ちばテレビ30ch テレビ埼玉32ch
 4ch 日本テレビ 25ch
 5ch テレビ朝日 24ch
 6ch TBS        22ch
 7ch テレビ東京 23ch
 8ch フジテレビ 21ch
 9ch MXテレビ   20ch
10ch ※独立U局  ---  ※tvk18ch 群馬テレビ19ch とちぎテレビ29ch ちばテレビ30ch テレビ埼玉32ch
11ch ※独立U局  ---  ※tvk18ch 群馬テレビ19ch とちぎテレビ29ch ちばテレビ30ch テレビ埼玉32ch
12ch 放送大学   28ch

周波数   ch 形式    中心周波数    公称出力          呼出符号  ERP(kW) ch 呼出名称
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
500〜506 18 DTV X7W 503.142857MHz [ 1kW] / 100W /   10W JOKM-DTV  12.5     3 テレビかながわデジタルテレビジョン-DTV(3ch)
506〜512 19 DTV X7W 509.142857MHz [100W]   100W         JOML-DTV   0.740   3 群馬テレビ-DTV
512〜518 20 DTV X7W 515.142857MHz [ 3kW] / 700W /   29W JOMX-DTV   5       9 とうきょうメトロポリタンテレビジョンデジタルテレビジョン
518〜524 21 DTV X7W 521.142857MHz [10kW] / 700W / 15.5W JOCX-DTV  48       8 フジデジタルテレビジョンテレビ
524〜530 22 DTV X7W 527.142857MHz [10kW] / 700W / 15.5W JORX-DTV  48       6 TBSデジタルテレビジョン
530〜536 23 DTV X7W 533.142857MHz [10kW] / 700W / 15.5W JOTX-DTV  48       7 テレビとうきょうデジタルテレビジョン
536〜542 24 DTV X7W 539.142857MHz [10kW] / 700W / 15.5W JOEX-DTV  48       5 テレビあさひデジタルテレビジョン
542〜548 25 DTV X7W 545.142857MHz [10kW] / 700W / 15.5W JOAX-DTV  54       4 にほんテレビデジタルテレビジョン
548〜554 26 DTV X7W 551.142857MHz [10kW] / 700W / 15.5W JOAB-DTV  48       1 NHKとうきょうきょういくデジタルテレビジョン
554〜560 27 DTV X7W 557.142857MHz [10kW] / 820W / 300W2 JOAK-DTV  48       2 NHKとうきょうデジタルテレビジョン
560〜566 28 DTV X7W 563.142857MHz [ 5kW]    5kW         JOUD-DTV  19      12 ほうそうだいがくがくえんとうきょうデジタルテレビジョン  13,196,862世帯
566〜572 29 DTV X7W 569.142857MHz [100W]   100W     10W JOGY-DTV   0.760   3 とちぎテレビ-DTV(3ch)
572〜578 30 DTV X7W 575.142857MHz [500W]                JOCL-DTV   4.2     3 ちばテレビ-DTV(3ch)
584〜590 32 DTV X7W 587.142857MHz [500W]                JOUS-DTV   5.8     3 テレビ埼玉-DTV(3ch)
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
 

 
局名(JO**-DTV) 周波数(Hz)物理 [ポジション] A.Layer(1セグ,13セグ) B.Layer(固定12セグ) C.Layer(未使用) 備考
  6MHz帯域を13/14分割 0.468Mbps, 16.227Mbps 14.979Mbps(64QAM, 3/4, 12)   ビットレート
  隣接周波数との隙間あり        地デジは1440ピクセル
NHK総合・東京(JOAK-DTV) 557142850 (27ch) [ 1] QPSK  ,2/3 ,l=4 , 1 64QAM ,3/4 ,l=2 ,12 -------------------  
NHK教育・東京(JOAB-DTV) 551142850 (26ch) [ 2] QPSK  ,2/3 ,l=4 , 1 64QAM ,3/4 ,l=2 ,12 -------------------  
日本テレビ(JOAX-DTV) 545142850 (25ch) [ 4] QPSK  ,2/3 ,l=4 , 1 64QAM ,3/4 ,l=2 ,12 -------------------  
テレビ朝日(JOEX-DTV) 539142850 (24ch) [ 5] QPSK  ,2/3 ,l=4 , 1 64QAM ,3/4 ,l=2 ,12 -------------------  
TBS(JORX-DTV) 527142850 (22ch) [ 6] QPSK  ,2/3 ,l=4 , 1 64QAM ,3/4 ,l=2 ,12 -------------------  
テレビ東京(JOTX-DTV) 533142850 (23ch) [ 7] QPSK  ,2/3 ,l=4 , 1 64QAM ,3/4 ,l=2 ,12 -------------------  
フジテレビジョン(JOCX-DTV) 521142850 (21ch) [ 8] QPSK  ,2/3 ,l=4 , 1 64QAM ,3/4 ,l=2 ,12 -------------------  
           
ちばテレビ(JOCL-DTV) 575142850 (29ch) [ 3] QPSK  ,2/3 ,l=4 , 1 64QAM ,3/4 ,l=2 ,12 -------------------  
テレビ埼玉(JOUS-DTV) 587142850 (32ch) [ 3] QPSK  ,2/3 ,l=4 , 1 64QAM ,3/4 ,l=2 ,12 ------------------- 2006/03まで QPSK1/2 
tvk(JOKM-DTV) 503142850 (18ch) [ 3] 64QAM ,3/4 ,l=2 ,13 ------------------- ------------------- 2006/05上旬まで1階層13セグ
QPSK  ,1/2 ,l=4 , 1 64QAM ,3/4 ,l=2 ,12 ------------------- 2006/05中旬から QPSK1/2 
QPSK  ,2/3 ,l=4 , 1 ------------------- 2006/05下旬から QPSK2/3 
           
[東京MXテレビ](JOMX-DTV) 515142850 (20ch) [ 9] QPSK  ,2/3 ,l=4 , 1 64QAM ,3/4 ,l=2 ,12 -------------------  
           
[放送大学]学園(JOUD-DTV) 563142850 (28ch) [12] 64QAM ,3/4 ,l=4 ,13 ------------------- ------------------- 2006/07まで 群馬のみ
------------------- 2006/08上旬 東京タワーPNフル
------------------- 2006/08下旬 映像あり EPGなし
            1920x1080,モノ
------------------- 2006/10上旬 局名,122,123追加
------------------- 2006/10中旬 局ロゴ追加
------------------- 2006/11上旬 EPG/サイマル開始


東京スカイツリー
2013年1月スカイツリー移行 (地デジは現状維持。FM放送とワンセグ放送は改善)
 4段20面2システム(合計160面)からなる多面合成アンテナを 4ユニット(合計640面) 2009.11.17発表
 NHK総合 NHK教育 日本テレビ TBS フジテレビ テレビ朝日 テレビ東京 東京MX(16ch:東京タワー20chから変更) J-WAVE(81.3MHz) NHKFM(82.5MHz)
 ※東京タワーに居残り 放送大学(28ch) FM東京(80.0MHz) 放送大学FM                                                        ↑インターFM

ゲイン塔 頂部制振装置TMD(Tuned Mass Damper) 625m:25トン 620m:40トン
(上側)                                                  直径8m 高さ約10m 計50m/全体の高さは約30m
ユニット1  A群: 27ch + 26ch ( NHK総合    + NHKEテレ   ) 20面 * 4段 = 80基
           B群:                                         20面 * 4段 = 80基  合計160面(2システム) 交互に配置(1段あたり40面)
ユニット2  C群: 25ch + 21ch ( 日本テレビ + フジテレビ ) 20面 * 4段 = 80基
           D群:                                         20面 * 4段 = 80基  合計160面(2システム) 交互に配置(1段あたり40面)
ユニット3  E群: 24ch + 23ch ( テレビ朝日 + テレビ東京 ) 20面 * 4段 = 80基
           F群:                                         20面 * 4段 = 80基  合計160面(2システム) 交互に配置(1段あたり40面)
ユニット4  G群: 22ch + **ch ( TBS       + 共用予備   ) 20面 * 4段 = 80基
           H群:                                         20面 * 4段 = 80基  合計160面(2システム) 交互に配置(1段あたり40面) * 4ユニット = 合計640面
(下側)
---
東京MX NHK-FM・J-WAVE マルチメディア放送
展望台へ
※日本テレビとテレビ東京が10dB低い(個人の測定感想です)
東京タワー
2013年スカイツリー移行後は予備電波塔契約済
 多面合成空中線 2L3素子型空中線300基(2L双ループアンテナ900個) 2003年から減力状態、2005/12から定格フルパワー(公称)

赤帯(上側) A群: 26ch + 27ch ( NHK 教育   + NHK 総合   ) 15面 * 5段 = 75基
           B群: 25ch + 28ch ( 日本テレビ + 放送大学   ) 15面 * 5段 = 75基  A群(15面)とB群(15面) 交互に配置(1段あたり30面)
白帯(下側) C群: 23ch + 24ch ( テレビ東京 + テレビ朝日 ) 15面 * 5段 = 75基
           D群: 21ch + 22ch ( フジテレビ + TBS        ) 15面 * 5段 = 75基  C群(15面)とD群(15面) 交互に配置(1段あたり30面)

20ch東京MX は特別展望台上のアナログ14chアンテナと兼用
※多面合成空中線 2L3素子型空中線300基(2L双ループアンテナ900個)  上側の赤帯にA群とB群, 下側の白帯にC群とD群を交互に配置、1段は15面+15面=30面
※アンテナ群1つに2局の出力を予め混合(非常時は個別に直結)


※ワンセグ放送は2006年4月予定(局により遅れあり)
※2003/08試験当時は20ch〜27chのみ、段階的出力とERPは当時の公称値
※2004/09/22から大幅に増力、視聴可能世帯数を640万世帯まで増加、「第2段階」の増力を前倒し(1カ月程度前から試験的に増力)
  2005年末には「第3段階」と放送エリアを拡大、2006年までに順次地上デジタルテレビ放送を開始する予定。
※2005/08/03と04の深夜は、ちばテレビとテレビ埼玉の試験(それ以降も日中に試験信号を用いてテストを行っているらしい)
※2005/08下旬 NHK-G(820W)、NHK-Eと民放(1.2kW)、MX(3kW=フルパワー) 北側への制限は解消済み
※2005/09/26 キー局で最後まで13セグ放送だったテレビ朝日が携帯向け階層を含めた2階層放送を開始(13セグから12セグ+1セグ)同時にデータ放送251ch終了

※NHK+民放キー局 2005/12/01本放送開始  10/03午前9時頃(10kW試験放送) 09/23午前9時頃(5kW試験放送)  09/16早朝5時まで(2.5kW試験放送)
 2005/12/01の本放送開始まで、NHK総合410W/その他700Wが本放送の公称値
 (フルパワー本放送開始までの試験放送期間中は、障害等が発生した場合に試験放送の増力分を本放送の公称値まで下げる可能性あり)

NHK+民放キー局 2005/12/01 10kW本放送                                   10/03 10kW                       09/23 5kW
 t v k     2005/12/01  1kW本放送              10/25午前9時頃  1kW        09/28午前9時頃 100W  (tvk公式ホームページ発表)
 T V S     2005/12/01 500W本放送  11/上?500W 10/25          100W  10/07 100W?



広帯域受信機をお持ちの方は557.2MHz 0.1MHzステップ AMモード BWワイド(110kHz)に設定すると音声ノイズの変化とSメータの振れ方を見比べることで容易に有無を確認できます。
あくまで目安ですから、他のモード(FM,SSB,CW)でチャレンジする方が良い場合もあります。
OFDMは6MHz弱の帯域中をほぼ均一に信号を利用しているので、受信周波数を可変させると6MHz毎に信号が消失する点が確認できます。
(チャンネル境界の周波数は信号を送信していないので、単純なノイズや他の放送と見分けることが可能です)
中心周波数は1Hz単位まで指定されていますが、信号の有無をチェックするだけなので100kHzステップでも問題はありません。

アナログ専用テレビでも物理チャンネル(18〜32ch)にセットすることで変調方式は違いますが、砂嵐の輝度や粒子の大きさが変化するので手がかりを掴むことが可能です。

リーク情報で800W、1.2kW、2.5kW、5kW、10kWと増力しているはずなのに、地上デジタルチューナの受信強度がレベルアップしない場合は、内部表示モードで
IF_AGC と CN の値を比較すると上昇しているのがわかるはずです。しかし、エラーレートが改善しなければ受信強度表示は総合的なメータなので殆ど変化しません。
受信強度の表示はエラーレートのマイナス乗数相当(シャープ)なので、信号が強くてもエラー率が改善しなければ殆ど変化しません。
各段階で約2倍。5000ワットに5000ワット分が増加して10000ワットになるので大きく見えますが、デシベル(電力)としては+3dBの向上だけです。
受信しにくい環境の方は、フルパワーになっても高感度多素子アンテナとブースタの併用が必要なようです。ダイポールアンテナなどの比較的感度の悪いアンテナを用いて室内において気軽に受信が可能なのはQPSKの携帯向けワンセグ放送だけのようです。(64QAM固定受信で絵も音も出ない状態=レベル20=10^-2程度でも携帯1セグ向け階層はエラーフリー)



シャープ DV-HRD300 テストモード(デジタル放送の詳細モード)
2008.03.31
  **** Download Information ****
  SDMDLM_EMPTY 0 1 SDMDLM_R_EMPTY 1970/01/01 00:00:00 SDMDLM_DISP_EMPTY FALSE 0X000
  NextScedule ...
  SDMDLM_UNREAD [1]  1970/01/01 00:00:00-00:00:00 MID=FFFE TSID=40F1 ONID=0004 SID=03A1(929) DLID=830B0100 TAG=79
  => TimeShiftinfo=15 BaseStartTime=1970/01/01 00:00:00

TBS   LEVEL=60
SEQEN =  9  RF_AGC = 128 IF_AGC = 107
Freq = 527142850 Hz Offset =    4828 Hz
Mode=  3 G=1/8  FFT = 47 CN =  18    
A.Layer= QPSK  ,1/2 ,l=4 , 1, 0.00E-0 OK ←移動体向け1セグメント放送  試験中は主に1/2, 本放送開始時は2/3
B.Layer= 64QAM ,3/4 ,l=2 ,12, 0.00E-0 OK ←固定受信機用12セグメント
C.Layer= *     ,*   ,l=* , 0, 0.00E-0 *
Fvar=144 Tvar=172 CVIMAX= 2129 CVILOC= 4577
※ワンセグ放送が行われる局は、A.Layer(通称ワンセグ, 1セグメント携帯移動受信用) + B.Layer(12セグメント固定放送)
 ワンセグ放送を行わない局は、B.Layer(12セグメント固定放送)がA.Layerに移動(13セグメント固定放送)
※12セグ側がエラーフリー(E-7以下)にもかかわらず1セグ側がエラーNGになるとEPGや番組名などが取得できなくなる。(シャープDV-HRD300)

(Mode1,Mode2,[Mode3])                    モード
(1/4, [1/8], 1/16, 1/32)                    G=ガードインターバル比
(DQPSK=2,[QPSK]=2,16QAM=4,[64QAM]=6) 変調方式
([1/2]→[2/3],[3/4],5/6,7/8)           畳み込み符号化率
---
BS15  LEVEL= 86 (NHK-BS1/2/hi用衛星)
AGC(V) = 200  C/N =  78
BER = 5.07E-3 LOCK = LOCK
(PNoise =   7 Dly(  8) =  12 Ver.  3)
Freq   = 1318000 kHz  Offset =  -322 kHz

通常(BS1/2は全国が晴天でも降雨対応放送を常時行っている。hiは降雨対応放送を行わない。裏モードを使えば#は強制視聴ができる)
  TC8PSK2/3= 46  QPSK1/2  =  2
           =  0           =  0  slot
--
豪雨時(豪雨時のみBShiでも降雨対応放送を行う。もちろん快晴時は裏モードから切り替えられない=民放BSは豪雨になるとロストする)
  TC8PSK2/3= 44  QPSK1/2  =  4
           =  0           =  0  slot
※bs1/bs2は常時降雨信号対応, BShiは通常放送用(TC8PSK2/3)46スロットから44, 降雨対応用(QPSK1/2)は2スロットから4スロットに変更される(主に豪雨時)

ニュース7の比較(DV-HRD300)
 
 


NHK総合(地上デジタル) 1440*1080                         bs2 720*480

 


BShi 1980*1080 (16:9表示)                            BShi 1920*1080 (4:3表示)  

BShiは1920, 地上デジタルは1440, bs2は720ピクセル



主な方式・技術的条件等  地上デジタルテレビジョン放送  BSデジタル放送    CSデジタル放送         
伝送帯域幅(MHz)                 約5.7                       34.5               27
情報レート(Mbps)                 約23(最大)              約52(最大)       約34

放送開始直後から2005年までは、13セグメントで放送している局が多かったようですが、最近は移動体向け1セグメント放送開始に向けて
一般向け固定テレビ用に12セグメント、移動や携帯向けテレビに1セグメントを振り分けた(NHK,TBS,フジテレビ) 固定はMPEG2、移動(携帯)はH.264
1セグメント放送は復調を容易に行えるよう中心周波数上に配置されている。中心部の各スペクトラムを簡易検知するだけでTSを解析せずに緊急警報信号(EWS)検出が可能。



■1セグメント部分受信サービス(呼称:ワンセグ)
地上デジタルテレビ放送対応端末FOMA「P901iTV」を開発<2005年9月27日>
連続視聴時間        デジタル:2.5時間以上/アナログ:1.5時間以上
メインディスプレイ  約2.5インチ(ヨコ240ドット×タテ320ドット)
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/20050927b.html



■2003年夏(OFDM)
OFDM 地上デジタルテレビジョン 6MHzスペアナ
半年以上先の話ですが、2003年12月から本放送が開始される地上デジタルテレビジョン放送(OFDM 6MHz) 帯域内を多数の波が同時に利用している。

OFDM 地上デジタルテレビジョン 6MHzスペアナ_本試験放送 

OFDM 地上デジタルテレビジョン 6MHzスペアナ_本試験放送
左:地上デジタルテレビジョン放送の試験放送(左端がUHF25ch-DTV 日本テレビ、右端がUHF27ch-DTV NHK総合) 右:停波
2003年8月上旬の正式な試験放送 (551.142857MHzは、NHK教育のデジタル放送の中心周波数)

■左から最大出力、減力(経過措置)、停波
UHF20ch-DTV MXTV 

 


UHF20ch-DTV MXTV                 

 

 


UHF21ch-DTV フジテレビ

UHF22ch-DTV TBS 

 


UHF22ch-DTV TBS 

UHF23ch-DTV テレビ東京 

  


UHF23ch-DTV テレビ東京

UHF24ch-DTV テレビ朝日 

 


UHF24ch-DTV テレビ朝日 

UHF25ch-DTV 日本テレビ 

 


UHF25ch-DTV 日本テレビ

UHF26ch-DTV NHK教育 

 


UHF26ch-DTV NHK教育

UHF27ch-DTV NHK総合 

 

 


UHF27ch-DTV NHK総合



■デジタル衛星放送 
2007年からBSデジタルは24slot。放送上の横ピクセル数は1440と1920にわかれる。(送出機材に1440が多いこととは別)



 
 

■ケーブルテレビデジタル放送

ケーブルテレビのデジタル放送 



■地上アナログテレビジョン放送
2011年に放送終了が法律で決定している現在のアナログテレビジョン放送(VSB-AM SDTV)
VSB-AM テレビジョン放送(アナログ6MHz帯域) 

VSB-AM テレビジョン放送(アナログ6MHz帯域)
左のピークが映像信号(残留側波帯AM同期負変調)、右の山がFM音声放送、差は4.5MHz
右側のピークから少し左にあるピークが色副搬送波のキャリア(3.579545…MHz)

 スタジオ規格としてはD1(13.5MHzサンプリング)やD2(14.31818MHzサンプリング)で映像輝度信号は5.5MHzまで記録していますが、
電波として送出した時点で4.2MHz程度に帯域を制限されます。これは放送波は1ch当たり6MHzという限られた帯域内に詰め込む必要性が
あるので、映像信号を変調した上下側波帯を均等に利用することは不可能です。下側波帯は下のチャンネルと重なることからフィルタ
リングして低域成分のみを伝送していません。
 色副搬送波を中心に平衡変調されるI/Q軸も0.5MHzまでは均等だが、Q軸の1.5MHzは音声周波数と重なる関係から片側しか伝送できない
制限(アナログ的圧縮)があります。それ以前の問題で一般のテレビはIQ共に0.5MHzだけで復調しているセットが多いようです。その結果
輝度信号は4.2MHzと精細表示ができますが、色信号の帯域が狭いことから色解像度が大変低くなり「テレビは塗り絵」と言われています。

 それでは、局内デジタルのような品質の高いD1/D2/HDTV-SDIや非圧縮広帯域RGBハイビジョンを各家庭に届けられるかと言われれば
光ファイバを使わなければ無理な話で、アナログ放送特有の塗り絵の問題は無くなりますが技術的な面とコストとの兼ね合いで圧縮方式や
圧縮率が設定され、時間軸間の間引きが問題になり手放しで喜べるものでもありません。
(元素材270Mbps,143Mbps,1.5Gbpsを家庭向けとして十数Mbpsに高圧縮する)
単に気分的な問題でCD/DAT/BSアナログ(映像はアナログ、音声はデジタル非圧縮)などの無加工送受信が好きだけなのかもしませんが…。

 スポーツで変化の激しい場面、芝生の目、細かいディテールのジラ付き等の違和感はエンコーダの性能が向上するのを待つしかありません。
アナログ地上波でもデジタル圧縮素材が多く山の輪郭が後から追従してきたり、カメラがぶれるとボケて停止すると後からディテールが浮き出て
違和感がある人も多いと思います。

 地上アナログ放送を取りやめて、地上デジタル放送へ全面移行させる大義名分は周波数の有効利用でしたが現在のアナログ62チャンネルを
8ch(NHK2局、民放5局、独立U)ぐらいにまとめられるのかと思えば、色々な制約からチャンネル数は2/3程度にしかまとめられません。
 6MHzの制限からハイビジョン放送と多チャンネルは同時に両立できませんし、D5端子相当の超高画質放送も行われません。



■アナログ側の試験信号
アナログ側は静止画像素材で無音、デジタル側は動画素材

モノラル:NHK総合 NHK教育 TBS テレビ東京 テレビ神奈川 放送大学
ステレオ:日本テレビ フジテレビ テレビ朝日 東京MXテレビ ちばテレビ
全局GCR、文字放送(フジテレビは除く)、データ放送あり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



■シャープ ハイビジョンレコーダ DV-HRD300
■バグ(2005/04-  905020800 . 905051900)
■BS/CS110でチャンネルを変更すると表示と録画に失敗するバグと回避方法 (衛星側が安定していても地上デジタル側の受信状況が悪いと高頻度で失敗する)
■BS/CS110アンテナのレベルは90以上BER=0でエラーフリー、信号の瞬断等などの不具合が発生要因が無いのにBS/CSのチャンネルを切り替える(EPG直接、チャンネル上下、チャンネル数値ボタン)と1/2以上の高頻度で『選局・再生に失敗しました』『放送が受信できませんE202』エラー。
905051900でほぼ解消、他の症状は解消せず

 


 BS/CS110は常時90以上の正常時に衛星側のチャンネルを変更すると、地上デジタルの受信不良時に悪影響を受けてエラー表示を行う。
その結果、選局やタイマー録画に失敗する致命的な不具合(高頻度)
※地上デジタルチューナのアンテナ端子を開放(無信号)か、レベル45以上の安定入感時は発生しない。(地上デジタルのエラー状況が良と不可を繰り返す状態で発生する)
→地上デジタル側の受信状況が良いチャンネルなら、BS/CSチャンネルの選局を変更しても一切発生しない
→地上デジタル側で受信状況が悪いチャンネルにしたまま、BS/CSチャンネル側の選局を行うと高頻度で失敗する。
→地上デジタル側のアンテナ端子を無接続にしてレベル0の場合は一切発生しない
※1 シャープのデジタル対応テレビのようにBS/CS放送を受信しながら同時に裏タスクで地上デジタル側の電子番組表を読みとる機能は用いていないようですが、地上デジタル側の受信状態が悪いチャンネルにしたまま、BS/CSの選局を行うと高頻度で失敗します。
 衛星放送用パラボラアンテナと気象条件は問題が無いのにBS/CS間の切替で失敗するので本体の故障かと疑いましたが、地上デジタル側の受信環境が悪いと影響を受けると最初は気付きません。 

強電界入力でブロックノイズが全く無い状態なら発生しない。(裏モードで『常時』OK状態)
地上デジタル側のアンテナ線を抜いて完全無信号でも発生しません(裏モードで『常時』NG状態)
問題になるのは、弱電界や屋外ノイズ等でブロックノイズが稀に見られるような状況でのみ発生します。(裏モードで、ほぼOK、稀にNG状態)

■後に続く番組が無い場合でも録画終了が1〜3秒早い。インデックス画面とチャプター画像が前CMや番組を取り込む仕様(不具合)
 数秒早めに録画を開始するのは各メーカーの仕様のようですが、前の番組がオープニングやカラーバーだと録画モードとタイトルを取得出来ないバグ
 (EPGから決定を押してTS(HD)録画するだけで100%再現する不具合)
 
不具合が発生する放送局:(直前が停波に伴うカラーバーや試験放送)
071 TX  話題の医学
071 TX  Jナビ
071 TX  グッドショッピング

081 CX  めざにゅ〜
081 CX  皇室ご一家
081 CX  親子クラブ

091 MX  ブルームバーグNEWS

031 TVS お天気マップ

051 EX  オープニング
141 BSN オープニング
171 BSJ オープニング
181 BSF オープニング
正常: (直前が停波に伴うカラーバーや試験放送) NHK, 日本テレビ, TBS…
011 G  大相撲
021 E  漢詩紀行
041 NTV 朝一430
141 BSN オープニング
151 BSA オープニング
161 BSi オープニング
171 BSJ NEWSモーニング
181 BSF 美術館の風に
※レコーダは数秒前から録画を開始する。(他社含む一般的な動作)
 本来は番組の本編に突入したときに EITの取得を行うところ… シャープは、録画開始の瞬間に EITを取得、インデックス画面も設定する。
 本編の前にEPGの番組欄としてオープニングやカラーバーと書いてあっても EITを乗せていない局がある。
 その結果、EIT取得に失敗するので番組詳細、タイトル、モード表示が空欄になり、インデックス画面も前の番組やCMをキャプチャする。
 そのようなファイルを編集したり、再生中に停止等の操作を行うと必ずハングアップする。電源断からの予約録画でも常時ONからの予約録画でも同じ。

 ただし、NHKの朝昼夜のニュースは全中EPG上のデータが正時ではなく07:00:03, 12:00:03, 19:00:03であり3秒ズレた指定になっているので録画済み画像から開始や終了を無評価では比較できない(裏モードから時刻表示を切替えると秒単位までわかる)
■機能 
■EPG表示からジャンル検索を行い、1行目にNHK-Gが無い場合、検索結果に反映されないバグ (かならず再現する)

■DVDモードでチャンネルを切り替えた直後に番組情報を押した場合、番組情報(大)が空欄になり消せなくなるバグ (かならず再現する)

アナログ放送専用の廉価版ハイブリッドレコーダに搭載されたフォルダ機能が無い

■東芝RD-Z1に搭載された毎週録画追従機能が無い。(毎週設定にすると追従しなくなる。EPGから個別に録画の設定を行う方法しかない)

HD録画中にSD再生を行うとハイビジョン[Hi-Vision] ランプ(青)が消灯しないバグ。(仕様?)
「ハイビジョン番組を受信中/録画中に点灯します。録画したハイビジョン番組を再生しているときに点灯します。」取説より
 他の3パターンは正常。(SD録画中SD再生は消灯、SD録画中にHD再生を行うと点灯、HD録画中HD再生は点灯)優先順位の問題

■録画メニューの残量時間がSDモード相当だけ。ブルーレイ対応レコーダはHDモードとSDモードを併記しているがHRDシリーズは手抜き。取説通りで仕様?

■DVD側の録画リストで、録画直後はXP/SPなどの表示が出るがディスクを再挿入すると空欄になる。取説は空欄になっているが、実機は「モード」という表示が残っている。HDDモードからモード文字と各行の記録モードを消すはずなのに条件付けに抜けがあるバグ。

■デジタルチャンネル変更直後の番組詳細表示中に dボタンを押すとデータ放送受信中→データ放送処理中→消失で終了する。(100%)詳細表示が消失してから十数秒後に dボタンを押した場合は正しくデータ放送が表示される。 (かならず再現する)
 チャンネル選局直後に「d」ボタンを押すと番組情報窓が即座に消えるが、その後データ放送を受信、処理、表示は行われない。(100%)
 チャンネル選局直後に「d」ボタンを押すと番組情報枠が即座に消えてから、再表示される。その後の処理は一切行われない(100%)
 →中途半端に処理を行わず、データをラッチしたら放棄せずに処理は続行する方が良い。

■データ放送受信中→データ放送処理中のまま、右下アイコンの動画がロックして動かない(中頻度) 過去にダウンロードで処置したバグと同一
→電源断を行えばデータ放送を見られるようになる。

■HD/SD再生中にEND付近でリプレイ、「前」、巻き戻しを数回押すと液晶に「ポーズ」「空欄」等を表示したままハングアップする。(中頻度)

■DVDモードで録画リストを表示すると右端に『モード』と表示されるが、取説は空欄。録画するとDVDでも録画モードを表示するが、ディスクを抜き差しすると空欄になる。HDDモードは常時モード表示を行うので条件付けで抜けがある。
→実害は無いが、常時表示する方が良い


ディスクイジェクト前はHDDと同じようにモードを表示するが、再挿入すると表示されなくなる。

■12セグはエラーフリー(BER-7乗以下)、1セグが訂正後もエラーになるとEPGやロゴや放送局名を取得できなくなる不具合
■画質
■DVD再生とHDD(VR)再生で『ガンマ補正』か『画質調整』を『切』以外にすると右端に白い縦線が『必ず』表示される。白線は右端の画面上部から下部まで。D端子は白幅が広く、S/VBS端子は幅が狭い(ブランキング処理と画像位置の関係で白線の幅が短くなる) 2項目共に『切』にした場合だけ白線が消失する
(D端子出力をD1〜D4,固定出力でS端子やVBS端子の挙動が変わる)

※各波形

■EE時も含めて垂直位置がズレる(フィールド毎に1H,2H上がる)
  映像ライン位置のバグ EE時からズレ 記録再生でもズレは同一 白バーField Square Wave  F1:70...F1:213 / F2:70...F2:213 を入力すると F1:69...F1:212 / F2:68...F2;211
にズレる。 シャープは、放送機材や業務用機材を手がけたことがないから展示会のモニタ設置やこのような不具合に無頓着?
よって画面最下部には常時黒ラインが挿入されることになる。自己EEを行うと本来は同一位置で劣化しながら、左上に移動していく。本来は同一位置で劣化していくのが正しい姿。
→実害は無いが、取り込みタイミングと表示タイミング調整が不適切。

■VR録画時、コマ送りやコマ戻しでフィールドとフレームの処理に若干の不具合がある。送りや戻し時に画面は一瞬変化するがフレームが進まない場合が多い。DVDなども含めて偶数フィールド静止のみでフレーム静止モードが無い。前の件の関係で静止時に上下再生ラインがズレる。(一般的なDVDプレーヤの上下ブレとは違う) 一般画像でも気になったのでフィールドカウンタ画像にてチェック。この件はMPEG2の根本的な原理により対処できない?

※各波形

■正常画像、VRでカラーバーなどをEE時は正常だが、録画/再生すると画質モードに関係なく色信号が垂直方向で不具合が発生する。輝度信号は正常(パソコンの旧式安物エンコーダ風)カラーバーなどの極端な絵柄を表示しなければ気にならない程度。(D端子出力をD1〜D4,固定出力でS端子やVBS端子の挙動が変わる

■S端子、VBS端子のバーストはエンベロープ無しの単純なタイプ。輝度は100IRE(デジタル放送は110IREになる場合あり)、データ放送100IRE

※各波形


■その他
■アナログチューナパックの性能は普通(GCT-3000比 松下のSVHS-VCRよりは数段上) DNRが強力なのでCATVTK特有のザワ付きは解消される
音声にバズが入る。3chなど特定のチャンネルに通常の視聴でも気になるノイズが重畳される。不具合のレポートが無いのでCATVと相性が悪い?
保留  電源投入後、時間や温度に関係なく、始めて地上Aに切替えた直後は顕著だが、数分で落ち着く?  挙動が変化するので調べ中

※各波形
■バージョン
■905051900 公式発表は、地上デジタルテレビの同一周波数パススルー対応に周波数変換パススルー対応を追加
 公式発表以外にもチューナ周りの重度のバグと軽い不具合が解消しています。
アップデート前: 本機内蔵の地上デジタルチューナーで受信できる地上デジタル放送はUHF帯のみの対応(同一周波数パススルーのみ)
アップデート後: 上記に加え、VHF帯・ミッドバンド帯(MID:C13〜C22)・スーパーハイバンド帯(SHB:C23〜C63)に対応
 重度のバグは、地上デジタル受信チャンネルを弱電界の放送局を選局(内部エラー情報がOKとNGを繰り返している状態)で、BS/CS110のチャンネルを変更すると
1/2以上の確率で受信に失敗しました。と表示されて選局に失敗するバグ。衛星系なのに、地上Dを見に行くバグ。
 軽い不具合は、地域設定後に放送局追加や初期化を行うと、ローカル局の周波数を自動設定するようになった。
■テストモード(2005/07)
 DV-HRD2*は2005年2月までのバージョンなら付属のリモコンでテストモードに入れたが、3月の新バージョンから封印され専用リモコンが必要。
 2006年1月分の地上デジタルダウンロードでも専用コードは有効。ただし表玄関のコード2つマスク済み。DV-HRD300

巷の噂では専用リモコンを用意させるなど考えられないと言われていたが、実際に専用リモコンを持ち込んで操作した証言がありました。
この謎のお陰?で、旧ファームウェア機を探し出して買う人がいるようです。
(ビクターは十数年前から専用リモコンを利用して、ビデオデッキの映音記録パワー、輝度ゲイン、FM記録のデビエーションと中心周波数、スイッチングポイント等を数個のプラスとマイナスキーで設定する方式でした。サービスマニュアルを見るか、無理なら一般コードを解析して歯抜けの箇所が特殊コードです、ついでに本体LEDを全点灯させたり、強制オール完全リセットや挿入テープ長の類推詳細データなどもOSD表示ができます)
 DV-HRD3*も封印されたのでキー操作だけではテストモードに入れなくなりました。一般的には専用リモコンが必要です。

 余談ですが、ワープロ書院のテストモードはキーボード左下のキーを2個同時押し+電源投入。EEPROM、ROM、RAM、プリンタ、キーボード、液晶パネル、その他のテストが行えます。この手法で、HRDの本体キーを押しながら電源投入すると飛んでもない所にはまりこみリセットが必要になります。
ソニーの業務用モニタはメニューを表示させてから、右側のキーと左側のキーを同時押しすることで入れる。BLUE_ONLYでリード、DEGAUSSでライト。
ビクターの業務用モニタはキーを押しながらキー、キーを押しながらキー、触るなと警告されますが無視して方向キーを押すと入れます。
松下のビデオは右側のキーを押しながら左側のキーを押すと7種類のテストモードに入れる。モード制御用モータを回しすぎると部品を破損する可能性があるので注意深く操作するか、天板を開けてから操作すること。
東芝のビデオは本体のキーを押しながらリモコンコードを送るとテストモードに入ることができて、アワーメーターの表示ができる。
ブラザーのFAXは何かのキーを押してから他のキーを押したときにエラー音がしない箇所を掘り下げると非常に詳しいテストモードに入れる。

※DVD検査メニューに一度入ってから通常モードに戻るとD端子を使用中でもS端子やVBS端子にOSDを同時表示できるようになります(電源断で元通り)

  
メイン検査メニュー(905051900)          


PVR検査メニュー                


DVD検査メニュー(DV-HRD300)

 
精密検査メニュー 
               

キー操作メニュー
■DVDとCDのエラーレート表示機能
DVD検査メニュー >I54 > エラーレートON, 緑で終了。
DVDモードにして市販品や録画したCDやDVDを再生すると常時エラーレートが表示される。
  DVDエラーレートデータ表示
000549DE : [AVR]   0 / [MAX]   0

例)トータル77分05秒 0549DE(hex)セクタ=4621.2sec(CDは75フレーム/秒)
■裏画面
 操作のログ、スタック、ドライバ状態、受信メール強制発行テスト

■全画面一覧(カーソルで選択して決定を押すと、それなりに動作する)
 カラーバーやSTEP表示、STBやOEMモード、英語モード、赤外線コントロールによる外部VTR制御、電波観測モード、ES解析、その他色々
 

 

 

 

 

 

 

 


次回ダウンロード予告詳細情報


日本語モード(二つ下の画像が本物。こちらはEWS開始信号を受信した時に表示するもの?)


英語モード。すべてのメニューや詳細説明を英語表示が可能


2006年11月15日択捉島の東北東390km付近で発生した津波警報放送時の映像

EWS期間中、NHKの各チャンネル(地上デジタル,bs1,bs2,bshi)に切り替えると表示する。(民放からNHK、NHKからNHKどちらでも表示する)
デジタル放送は1〜2秒のタイムラグ後に映像を表示するが、映像表示前に「このチャンネルで緊急警報放送が放送されています。」が先に挿入される。
■パナソニック SA-XR70
■バグ(再現性100%)
■[BASS SYNTHESIZER]を入にしてから[6.1CH DECORDING]を押すと音量が小さくなるバグ
■アナログソース[MULTI-SOURCE RE-MASTER]を入にしてから[6.1CH DECORDING]を押すと-79dBでも-40dB程度の高周波可聴音が重畳するバグ

■アナログ入力時、[MULTI-SOURCE RE-MASTER]を押してLEDを点灯させてから、[6.1CH DECODING]を押すと可聴ノイズが発生する。
PWMのノイズスペクトラムが大幅に変わり、各チャンネルのスピーカーから同時に特定の周波数(192kHz単発で数ボルト)で発振する。
通常はスペクトラムが拡散した状態だが、この不具合発生時は192kHz単発が発生する。
入力は開放でもショートでもオーディオ機器と接続した状態にかかわらず発生する。
→リマスターをオフにしてから6.1デコードを行う。6.1デコードを行わない、デジタル入力を用いれば回避できる。
※負荷はスピーカを接続した状態にて。 周波数の測定はアースを浮かせた広帯域デジタルテスタや差動入力オシロで確認
 (デジタルアンプはFET出力を直接BTL直結としているので、フレーム/シグナルアースに対して最小音量で直流+5V、最大で+21V程度がプラス端子とマイナス端子に
 オフセットが掛かっています。-39〜-29dB間は電圧がバリアブルに変化します)
■バグ(AACデコーダ モノラル時 頻度は低い)
■AACでモノラル(C 1ch)時に突然大音量になることがある。-79dBの設定が-40dB相当?になる。
不具合が発生すると、電源切やコンセント抜きでは対応できない。RESETコマンドのみ有効。
2度発生したが、条件は不明。モノラル以外のステレオ/サラウンド間の切替等では一切発生しない。必ずセンター1チャンネルのソースで発生する。(日テレ)
制御できない大音量バグ中にマルチソースリマスタをONにすると正常なボリューム音量と一致するが、OFFにすると大音量バグが復活する。
デコード用DSPとデジタルアンプ用DSP間の設定データ受け渡し失敗か。
■仕様?(再現性100%)
AAC二カ国語をアンプ側で主か副を選んでも2chスピーカー(LR)から音がでる(センター1本にはならない)
■スピーカケーブルがアンテナになり、PWM波形がノイズとして放射されています。(基本クロックの300数十kHzだけではなく、AMラジオやそれ以上にまで及びます)
■屋内アンテナやベランダアンテナで地上デジタル放送(500MHz帯)を受信しようと思う人は覚悟するか避けた方が良いかもしれません。
■電波時計にも悪影響があります。(離すか、ボリュームを絞って---dBにすれば回避出来る)



■デジタルラジオ
■デジタルラジオ試験放送が2011年3月で終了 -大阪に続き東京も。「VHF-LOW帯放送に道筋」(2010年 10月 6日)(抜粋)
2011年3月31日に終了すると発表した。既報の通り、大阪では2010年6月30日で終了している。

VHF-LOW 帯(1〜3ch)が地方ブロック向けマルチメディア放送、
VHF-HIGH帯(10〜12ch)が全国向けマルチメディア放送に利用されることが決定。

HIGH帯では、フジテレビやNTTドコモなどが設立した「マルチメディア放送」ISDB-Tmm方式で放送を開始予定となっている。
LOW帯 では、伝送方式としてDRPで実施しているISDB-Tsbと呼ばれる方式を採用している。
             VHF 1〜3chで放送され、現在の試験放送にさらに機能が追加されることから、現行の受信機では受信できない。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20101006_398391.html (元記事)

VHF4ch〜9ch(170-205 MHz)は公共業務用、一般業務用、移動業務によるこの周波数帯の使用は、2011年7月25日からとする。
 VHFアナログテレビの跡地は、これから発売するかもしれない?デジタル専用受信機を必要とするラジオ(テレビ付き)と業務無線で折半(約6ch + 約6ch)
  携帯電話に専用ラジオ受信機が内蔵されないかぎり普及しない。(ワンセグのように)
 アメリカのような従来のアナログと新規デジタルのハイブリッドラジオではない。
■デジタルラジオは発売されたものの地上アナログ放送と同時終了、次の放送開始まで空白期間が生じる(2009夏)
2011年7月に実用化試験放送は終了、新しい放送へ
>2003年10月に開始したデジタルラジオの実用化試験放送は、〜(省略)
>VHF7チャンネルは、「警察・消防等の自営通信」のための帯域に割り当てられることになりました。そのため、実用化試験放送の免許は2011年7月24日で終了いたします。
>周波数帯もVHF7チャンネルではなくVHF1〜3チャンネルの帯域で行われるため、現在の「デジタルラジオ対応受信機」ではお楽しみいただくことができません。
>2011年7月24日、地上アナログテレビの停波(終了)以降、環境が整備され次第、新たなマルチメディア放送がスタートします。
実用化試験化放送…。アナログ(MUSE方式)ハイビジョンを連想させる言葉。
まだ専用ラジオは市販されていません(2002〜2006春現在)。2006年前後に発売される予定。(海外を含めてメディアFLO優勢か)
VHF7ch放送は一部の携帯電話に内蔵したり個別チューナー(アダプタ)の販売で若干普及したが、
(2010/10/06現在)
大阪は2010年6月30日終了、東京は2011年3月31日終了
→次世代はVHF 1〜3chで放送され、現在の試験放送にさらに機能が追加されることから、現行の受信機では受信できない。
UHF52chまでを地上デジタル放送、UHF55ch〜62chを携帯電話、隙間の53chと54chにMediaFLOが入る予定?
デジタルラジオはVHF7ch(4MHz帯域)で試験放送を行っているが受信機はまだ発売されず、上下周波数の6chと8chが難色を示している。
地デジ完全移行後は、アナログVHFを追い払い後にデジタルラジオが入るという計画もあるが未定。(本命は自動車間通信用?)

携帯電話やデジタル携帯プレーヤに強制的に内蔵させないと普及しないでしょう。夢のマルチメディア(文字放送、テレビ電話、EWS、INS構想、遠隔操作家電、VICS情報を除くFM文字時多重放送、ITビジョン、データ放送)を思い出します。結論は…。地上デジタルの1セグ放送(2005年春 NHK2波、TBS、フジテレビは1+12セグに移行済み)とデジタルラジオの1か3セグ放送とモバHOなどの衛星ビジネスと棲み分けが難しそう。
100円で本体を購入できて、単3電池1本か2本で200時間ぐらい使用可能で受信距離も稼ぐことは期待できません。
モバHO!、地上デジタルテレビジョン放送の1セグメント(テレビ部分は13から12セグメントに縮小)、デジタルラジオと競合するものが多い。
多機能だと言われ多岐に渡るモックアップが展示されていたが発売されなかったFM文字多重放送(FM-VICSが残る程度)、AM放送がステレオ高音質になるというAMステレオ放送
アナログ放送にマルチメディアが搭載された文字放送、緊急警報放送などは事実上、失敗に終わっています。
携帯電話に標準装備された方式が普及することでしょう。
 

デジタルラジオ
VHF7ch(190.2142866MHz)  帯域幅4MHz弱

左のピークが6chのFM音声のキャリア、右のピークが8chのVSB-AM映像キャリア
通常のテレビ放送は1チャンネル当たり6MHz帯域と決められているが、7chと8chは周波数が重なっている。
低い周波数から順に 4,5,6chを確保、高い周波数から順に 12,11,10,9,8chを確保していくと 7chだけ4MHzしか帯域を確保できない。
(周波数割り当ての関係で上限側周波数から、下限側周波数から割り当てた関係で中間の7chと8chが一部重なる)





■FM文字多重放送(アナログラジオ 見えるラジオ)

「NHKFM文字放送は07年3月末で終了予定 VICS道路交通情報は継続」(専用受信機のタイトル画面より)













2007年3月31日 23時59分 NHK-FM文字放送終了直前の表示(初期画面の下さいがゴミとして残る)


2007年4月01日 00時00分 NHK-FM文字放送終了直後の表示(時計は01分)


2007年4月01日 00時00分 NHK-FM文字放送終了直後の その2(メニューを進んだ状態)
 

 緊急警報放送等を送出する時は、FM文字放送も臨時放送を行っている旨の表示を行うと防災の観点からも宣伝していましたが終了します。
FM放送は、地上アナログTVから地上デジタルTVへ完全移行するような予定は今のところありません。FM東京より後から文字放送を開始して先に終了。
研究公開時は、あんなことやこんなことやそんなことまでFM文字放送デコーダを内蔵させてバラ色の未来を描きましたが普及せずに終息します(カーステレオに普及したのは主にVICS)
 テレビの文字多重放送(独立)も2006年度で終了させる民放(日本テレビ、TBS、フジテレビ)があります。テレ東も株価情報を終了させました。BSデータ放送やBSラジオなど変わり種のマルチメディアも普及せず。文字放送は精細度によりレベルが数段別れているが、高精細モードはTVの文字放送を含めて事実上実施しなかった。
 1995年頃に実施された従来のFM放送のパイロット信号より2倍の位置にデジタル信号(文字情報、図形信号、GPS誤差情報)を重畳させるサービスが開始されました。
当時は夢の放送と言われていましたが、局側が撤退したり、市販品も殆ど見かけなくなりました。カーナビに内蔵された対応チューナは健在です。(光VICSの方が高速で詳細)
 一号機と思われるカシオのMR-1を分解すると背面の製造番号や型番が明記されているシールの裏側に予め穴が開けられています。この穴の先にはランドが2個あり、同軸ケーブルを接続することで外部入力が可能になります。実験してみたところ感度が飛躍的にUPしました。持ち運べなくなりますが…。
 背面の復調LSIからパターンが伸びてランドのみで終わるテスト端子があります。ここにオシロスコープを接続してEYEパターンを観測しながらコイルを調整します。



■1980年代の夢のマルチメディア、独立文字放送は2006年度に終息する局が大半 (番組連動の字幕放送は当面継続)
■文字放送とは緊急警報放送(EWS)と同時期の1985年に放送開始されたものです。
 テレビ信号の垂直帰線期間(映像信号より上の部分 13H,14H,15H,21Hに相当する奇数と偶数フィールド)にデジタルデータや訂正符号を70IREアナログ変調信号として重畳しています。
 ゴーストだらけのアナログ放送でデジタルデータを受信するために小規模ながらゴーストクリア(波形等化)機能が前段ディスクリートやLSI内に搭載しています。
 放送開始後3年後に録画したSVHSテープを再デコードしたところ、普及させるには…、内容の充実を図り視聴者への…と普及させることに苦しんだ様子が伺えます。
 90年頃から規模縮小期に突入し現在は簡単なニュースと天気予報ぐらいしか放送していません。21Hは特殊で文字放送(字幕放送)に用いる局が多いようです。
 地方局からの中継番組をデジタル放送(地デジやBSデジタル)で視聴すると画面上部にアナログ用の文字放送(CC含む、非VTR信号)がまぎれこんでいることがあります。
 次の22HにCGMS-Aの情報が重畳されています。文字放送とCGMS-AはアナログVTRに録画しても情報は継承できます。

・1997年頃に新たなデータ放送(ITビジョン,アダムス,ビットキャスト,ビットパレード)が開始されました。
 こちらは文字放送より更に上(垂直同期信号寄り)のあたる10H,11H,12H,13Hと対になる偶数奇数フィールドに重畳しています。
 産経新聞がこの放送より前に新聞情報を専用端末向けに放送していた時期もありました。民放各局もノウハウを修得できたということで終了、または終了がアナウンスされています。
 TBS系列でEPGデータであるGガイドを放送しています。NHKはデータ放送を実施していません。(ワイドクリアビジョンも)

 フジテレビの地上デジタル放送データ放送(双方向LAN接続のみ)でスポーツ新聞と称して印字できる機能が追加されました。これも1980年代にポストに取りに行かなくても
最新ニュースを入手できるという夢のマルチメディアのようなもの。(要LAN接続、対応受信機、対応印刷装置) シャープのハイビジョンデジタルレコーダーは最上位機種の1テラバイト機でもLAN端子を削除したので、このような芸当ができません
 

■NHK(2008年3月31日終了、字幕放送は継続)
2008年3月31日文字放送終了
日本文字放送(テレモ)の文字放送は、2008年(平成20)年3月31日で終了いたします。

 


2006年11月15日 津波警報時の文字放送


緊急時になると全てのページのヘッダを差し替える。
 「キンキュウニュースヲ ソウゴウテレビデ ホウソウ シテイマス」

 


緊急                 通常
■日本テレビ(2007年3月31日終了、字幕放送は継続)
 


日本テレビは2007年3月31日に独立文字放送すべての番組は終了
(もともと積極的な番組構成ではなかった。日テレに限り#000トップページのデータに不具合があり表示できない I/Oデータ、システック)
津波警報時、キー局で唯一CMになると沿岸の津波警報表示付き日本地図を消す局 (他局はCM時でも強制重畳を行っていた)
■TBS(2007年3月31日終了、字幕放送は継続)
 

 


TBSの独立文字放送は2007年3月31日をもって終了                
■フジテレビ(2007年3月31日終了、字幕放送は継続)
 

 


フジテレビの独立文字放送は2007年3月31日をもって終了
深夜になるとダミーの文字放送信号とデータ放送も消失させる局。関連会社がノートパソコンで文字放送を容易に送出できる格安システム販売していた
※2007年?から日中のみになる
■テレビ朝日(文字放送、字幕放送共に継続)
 


テレビ朝日は「文字放送を終了する局が増えている中で、アナログ終了まで藻時報酢緒を継続するのは、すばらしいと思う(審議会だより)」
緊急警報放送の試験信号を毎週テスト放送したり防災に理解がある局
■テレビ東京(2007年7月31日終了、字幕放送は継続)
 


2007年7月31日で文字放送終了のお知らせ
独立文字放送を終了する旨のコメントはないが、肝心の株価情報は2005年12月31日で終了済み。
インターネットが普及する前は、文字放送からデータを抜き出して使うソフトなどがあった。代替はBSデジタル放送

 

■テレビ東京 ITビジョン(10Hから13Hを用いる文字データ放送)を終了
■テレビ東京 ITビジョン(10Hから13Hを用いる文字データ放送)を終了
■テレビ朝日 アダムス(10Hから13Hを用いる文字データ放送)も終了予定日が決定
■東京MXTV   東京都のお知らせを行っていたが文字放送と字幕放送を終了



■日本テレビの垂直帰線期間(LINE13)に謎の白100%信号
8月上旬から走査線13H(フィールド1/2共)に常時、白100%を挿入していた。
日テレは走査線10,11H,12H,13Hにデータ多重放送を挿入する免許はありません。
(文字多重放送は14H,15H,16H,21H)
免許を持っている他の局でもデータ以外の信号を重畳することはできない

 
左: V期間拡大(9H〜23H) Y信号
               

右: LINE13,14(2H) コンポジット(VBS)信号



■日本テレビの文字放送(14H,15H,16H,21Hの4本)から字幕放送(21Hの1本)のみに規模縮小?(汐留移転で縮小か事故?) 2004/2/29
・文字放送に利用していた 14H,15H,16Hの信号が完全に消失(BBに差替 クロックランインやフレーミングコードやCRCも消失)
・21Hの字幕放送は正常、21Hの#000メニューのデータ構造はおかしい。
・#000メニュー(上部インデックスは4/4ページと表示)しているが実際には1ページ目のみで表示を止めている。
 ページめくり可能のインジケータが点灯し本文には「つぎのページ>」と表示されるが1ページ目から移動はできない。
 しかし4ページ分のデータは送信している。
・メニューの総ページ数が4/4や3/3に変動中…。
・その後、走査線数は4組に戻り、#000(2/2不整合),#118(正常),#444(正常),#999(正常)のみ復活するが、メニューは正常ではない

・#000は4/4ページまであるので、前後の「ページめくり可能」表示が出るが実際には切り替えられない(I/Oデータ)
・#000を全く表示できない。予約受信機能のモニタでは天気予報等の説明文(4/4ページ)まで確認できる(テレシステムズ)
  途中から1ページ目を3度表示している模様

いまさらアナログ文字放送の時代では無いので#999の字幕放送だけを残して縮小運用ということでしょう。
その方向で運用するのならば、#000のメニューはページ切替フラグを消して1/1ページのインデックスに書き換える方が適切でしょう。

ちなみに、他局はチャンネル数は減ったものの、文字放送用の走査線4本をフル活用、データ放送も健在です。

※フィールドで数えると21Hと284Hの2本で1組となりますが、第1フィールド側のみで表記しています。


■TBS ワイドクリアビジョン(22H)放送を終了?(2003年12月 地上デジタルテレビジョン放送開始で終了)
 地デジが開始されると同時に地上アナログ放送の22H/285Hに重畳していたワイドクリアビジョンEDTV2識別信号が黒味0%に変更されました。
従来は、停波を除く24時間365日ワイドクリアビジョン信号(4:3)を重畳し、世界遺産(EDTV2エンコード)の時は16:9に切り替えていました。
 
 ワイドクリアビジョンとは、EDTV2とも言われた物で地上アナログ放送でも吹抜ホールまで利用することで16:9で水平・垂直・時間軸共に
補強し従来のテレビと両立しながら高解像度プログレッシブスキャンを実現した1995年に実施された放送方式です。その名残がS2端子です。
一度エンコードすれば、D2-VTRに丸ごと取り込むことが出来たことも利点とされていました。
 単なるワイドクリアビジョンは、EDTVやEDTVフェーズ1と言われた物で、今でもゴーストクリアチューナ向けに18H/281Hに8FIELDで1組の
基準信号を送出しています。話題のPSXやDVDレコーダにもGCTが内蔵されています。他にも暗部補正なども含まれています。
 ケーブルテレビの受信アンテナ自体がゴースト付きで受信するのでNECのGCT-3000が役に立っています。
 今では常識になっている3次元YC分離やNRと言われる技術もこれらの副産物と言えるかもしれません。

 ワイドクリアビジョンは日テレが提唱し各民放が機材を導入し、宣伝も行いましたが従来のワイドテレビは売れるのにワイドクリアビジョン
は『高画質』を追加しただけなので需要を喚起できず1995年の開始時から全く普及しませんでした。各局が最初からエンコードしなかったのも拍車を掛けハイビジョンテレビよりも普及しませんでした。現在のデジタル放送でもピュアハイビジョンは少なくアップコンのハイビジョンでお茶を濁すようなことです。本当に高画質で売りたいなら送る側から最初に整備してほしいものです。

 アナログハイビジョンMUSEや文字放送でさえ200数十万台は普及しましたが、台数もハッキリしないほど?少なく完全に砕け散った規格です。
 日テレは提唱者にもかかわらず21世紀に入る前後からEDTV2エンコードを早々と終了させ、TBSは毎週定期的に世界遺産でエンコードを
続けていましたが、地デジを機会に8年で幕を閉じたようです。

 どんなに大変でも、早急に地上アナログはレターボックス、地上デジタルは16:9ピュアハイビジョンと完全データ放送付きにしないと
従来派は4:3と文字放送で不満がないから移行しない、購入派は高画質を殆ど満喫出来ない(アップコン、額縁問題)ことが続きそうです。
ワイドクリアビジョン放送のように…。ついでにコピーワンス問題やスクランブル問題も出てきて大変です。



■フジテレビ ビットキャスト・アナログデータ放送終了(2006年03月31日で終了)
 10Hから13Hを利用したデータ放送が終了。
初期は午前中から深夜帯まで放送を行っていた。バレーボールの生中継とバボちゃんのキャラクタが連動する番組を制作していたが…
放送開始が午後からになり、放送終了が夕方に短縮され…2006年に終了

テレビ朝日のアダムスも終了予告あり、テレビ東京のITビジョンは21世紀に差し掛かる前後で終了
撤退するときはノウハウを生かすと書くのが常套句だがデジタル放送(地デジ/BS)に移行してもデータ放送はさほど充実していない。(こちらも規模縮小・撤退が相次ぐ)
80年代のビデオテープを再生/デコードしたところ、1985年に開始したアナログ文字放送も90年に差し掛かる前には普及率が低くコンテンツの充実が今後の課題と書いてあった。
FM文字放送も撤退する局が出始め、この手の付加価値はなかなか普及しない。(今後も色々な計画が目白押しだが…)



■テレビ朝日 ADAMS-P アナログデータ放送終了(2007年03月31日で終了)
(2007年受信)

97年6月にサービスを開始したADAMSは、98年4月25日、琉球朝日放送の放送開始をもって、北海道から沖縄まで日本全国24局ネットが完成しました。
さらに、テレビやパソコン向けにEPG(電子番組表)の放送も行なっています。ADAMSもEPGも両方楽しめるパソコンも続々登場! 
安価で手軽なプッシュ型サービスが全国に展開されているのです。

◆テレビ朝日系列全24局ネット表◆
放送局            放送開始 放送局            放送開始
北海道テレビ放送  放送中   朝日放送          放送中
青森朝日放送      放送中   広島ホームテレビ  放送中
岩手朝日テレビ    放送中   山口朝日放送      放送中
東日本放送        放送中   瀬戸内海放送      放送中
秋田朝日放送      放送中   愛媛朝日テレビ    放送中
山形テレビ        放送中   九州朝日放送      放送中
福島放送          放送中   長崎文化放送      放送中
新潟テレビ21    放送中   熊本朝日放送      放送中
長野朝日放送      放送中   大分朝日放送      放送中
静岡朝日テレビ    放送中   鹿児島放送        放送中
北陸朝日放送      放送中   琉球朝日放送     放送中
名古屋テレビ放送  放送中   テレビ朝日        放送中

電子番組表「ADAMS-EPG」は2011年(アナログ放送終了時)継続



■セントギガ(クラブコスモ WINJ BS5アナログ放送の独立音声) 2005年3月31日をもって終了(デジタルも5月中旬までフィラー風の運用)
 BSアナログ放送は映音共にアナログ放送だと思われていますが、映像はアナログのFM変調(地上波はAM変調)ですが、音声は4相DPSKによるPCM非圧縮放送です。
BSデジタル放送や地上デジタルテレビジョン放送に用いられるAAC,MDのATRAC,MP3,ドルビーデジタル,dts等の非可逆圧縮による劣化はありません。(後者はロスレス検討中)
Bモードは48kHz,16bit,2チャンネルのノンリニアPCM、Aモードは32kHz,14/10準瞬時圧縮,4チャンネルPCMです。準瞬時圧縮は人間の聴覚特性を利用した圧縮方法ではありません。
Bモード音声は、48kHz * 16bit * 2ch = 1536kbps 16ビット直線量子化を行う。そのまま伝送
Aモード音声は、32kHz * 10bit * 4ch = 1280kbps 14ビット直線量子化を行う。1ms毎のフルスケールレベルに合わせて14ビット中有効な10ビットを抜き出す
となります。高域の有効ビット数を稼ぐために常時エンファシスが掛かっています。そのままデエンファシスを掛けずにパソコンに取り込むとハイ上がりの状態になります。
Bモード音声はADSLの1.5Mbpsと同じ伝送速度です。ISDNや交換機の1回線当たりの伝送速度は、8kHz * 8bit = 64kbps
VICSの電波ビーコンと光ビーコンの上りなら64kbps、光ビーコンの下り速度は1024kbpsですから、いかに音声帯域に割り当てる伝送レートが高かったかわかると思います。

 衛星データ放送は、デジタル音声と同時に常時224kbps〜1760kbpsのデータチャンネルを音声とは独立して伝送が可能でした。(FM変調映像上にあるVITS内の文字放送とは別物)
文字放送(テレテキスト)、パソコンへのダウンロードサービス、デジタルファクシミリ放送、テレミュージック放送、各家庭の家電製品をコントロール、番組の自動受信や録画など
も検討されていたようです。(21世紀に入ってから夢の家電生活とニュースで取り上げられていますが、80年代のマルチメディア構想でほぼ失敗した延長上にもあります)
セントギガのデジタルデータ帯域を用いて家庭用ゲーム機用のデータをダウンロードできました。マルチメディアの花形キャプテンシステムを思い出します。

 1990年前後ならDATを用いれば放送ソースと同一のデータを非圧縮、無劣化で保存できました。現代のBSデジタル,地上デジタル放送はAACによる非可逆圧縮率で放送しています。
規格だけで普及しなかったがBSファクシミリ放送やデータ放送なども計画されていました。現在のデジタル放送におけるデータ放送や双方向や5.1サラウンドのように…。
帯域が狭い所にデータを送ろうと思えば高圧縮が必要ですし、音源ソースからは劣化したデジタル信号を放送することになります。製造元としてはおいしい戦略です。

最近はディスクリートサラウンドやハイビットサンプリング等があるので80年代に比べてソースの器が大きくなったので従来の非圧縮伝送路では送れない状況になりつつありますが…。
MUSE、ワイドクリアビジョン、FM文字放送、文字データ放送など、名前や機能すら知られずひっそり終了します。知られているD端子も終了しますが…。

 海外のサービスマニュアルを見ると、90年代中頃のビデオデッキには文字デコーダが内蔵されていて電子番組表予約や文字放送表示機能が内蔵されています。
D1端子のご先祖様である日本では80年代に忘れ去られた、21ピンマルチ端子(RGBだから色差より表現範囲が広い)が搭載されています。



■日本ではCC(クローズドキャプション)と表示される外国番組は放送できないがフジテレビはスタートレックで放送していた



■WINJ(セントギガ、コスモ)(長期休止していたが、2007年11月28日 EPG上から完全消失)
NHK-BS1/2のスロット数増加に続き、WINJが完全終了。


■ハイビジョン(アナログMUSE方式1035i BS-9) (2007年09月30日で終了)10月1日から31日までは、終了告知文を放送する。
BSアナログハイビジョン放送(BS?9チャンネル)の終了及び新たなデジタル放送の開始
<BSアナログ・ハイビジョン放送の終了及び新たなデジタル放送の開始に係る連絡会>

現在、NHKが、BS第9チャンネルで放送しているBSアナログ・ハイビジョン放送は、平成19年11月30日までに終了することが定められています。
また、平成19年12月1日からは、新たなBSデジタル・ハイビジョン放送が開始されます。
※  NHKのアナログハイビジョン(BS9チャンネル)放送番組は、平成19年9月30日に終了します。
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/bs-analog_syuuryou/faq.html

このチャンネル(BS-9ch)のアナログハイビジョン放送は、国の定めた放送普及基本計画に従い、9月30日をもって終了いたしました。
このチャンネル(BS-9ch)のアナログハイビジョン放送は、国の定めた放送普及基本計画に従い、9月30日をもって終了いたしました。
2007年10月01日01時00分から告知


 


2007年10月01日00時59分から動画告知


 

2007年に終了決定。普及台数はテレビや受信機を含めて約200万台。初期のCRT型ハイビジョンテレビは300万円前後。MUSEデコーダ単体で100万近くから始まり30万前後
BSアナログの音声がデジタル放送のAACより高品質だったようにハイビジョン用MUSE方式も音声はデジタルでスケールを瞬時に変更していたがデジタル音声だった。デジタル放送のAACよりは品質が上

ハイビジョン放送の輝度信号帯域は30MHz(水平解像度900TV本, 色帯域は1/2の色差方式), 大昔のスタジオ規格なら各帯域30MHz(RGB独立)

・MUSEの静止画は16MHz(水平解像度480TV本)
 WVHSのHDモードは13.3MHz(水平解像度400TV本,ハイビジョンは水平走査周波数が高いので水平解像度が低い)、SDモードは6.5MHz(520TV本相当,水平走査周波数が低いので水平解像度が高い)
・SVHSは400TV本以上、LDは420TV本程度、VHSは240TV本
・デジタルハイビジョン放送の輝度信号帯域は20MHzから30MHz程度だから、水平解像度は600TV本〜900TV本相当。(データ数は最高1920ドットだが格段の画像処理やピッチ等に左右される)
 →実質の解像度は低いこともありスーパーハイビジョンの開発と放送を検討中

NTSCを取り扱うセレクターで水平解像度1000本ならビデオアンプの帯域は13MHz。水平解像度800本なら10MHz帯域。
この数字は、設計や仕様や各種の制限により帯域が狭められ水平解像度も低下する。(水平解像度はあくまで一つの指標)
目視と計測がある

2007年頃からアナログハイビジョン終了のお知らせ 

2007年頃からアナログハイビジョン終了のお知らせ
2007年

2007年頃からアナログハイビジョン終了のお知らせ
2007年頃からアナログハイビジョン終了のお知らせ番組が始まる

このチャンネルは9月30日で終了します。引き続きデジタル放送でご覧下さい お問い合わせ0570-07-1130 (2007年8月1日放送)
このチャンネルは9月30日で終了します。引き続きデジタル放送でご覧下さい お問い合わせ0570-07-1130 (2007年8月1日放送)
通常の番組にスーパーを重畳させている。(同じ番組内でも消失させるときもある)

廃棄していなければアナログハイビジョンテレビ、チューナ、M/Nコンバータは合計で公称200万台超存在する。


http://www2.dpa.or.jp/oshirase/bshi/index.html
2007年12月01日から
リモコンボタン10(200ch) スター・チャンネル ハイビジョン 24時間ハリウッドの話題作が目白押し! (SDからHDへ)

リモコンボタン11(211ch) BS11(ビーエスイレブン)デジタル こだわる大人のBS11は24時間無料! (ビックカメラ)
 

 

 

 

 

 


999ch知求チャンネル終了告知(2007年09月30日
リモコンボタン12(222ch) TwellV(トゥエルビ) 24時間無料で良質・健全・プレミアム感のある番組を! (三井物産)
      ディズニー, ナショナルジオグラフィック, 宝塚, FOX, MTV, QVC…100%ハイビジョン
従来のBSチャンネルを受信すればEPGが自動更新されチャンネルポジションも再設定される。

211ch BS11は999ch知求チャンネルや前身のcs1に入っていたカルチャー番組、ep055のハイビジョン版
222ch トゥエルビは、e2byスカパーの無料開放デー、CS2データ放送の宝塚、CS1スカチャン!HV内のナショジオを毎日24時間ハイビジョンで放送するようなイメージ
 
BS11(日本BS放送)とBS12(TwellV)の試験放送。数分ごとにアナウンスが流れる
ファームウェアの更新を行わなくなった古いチューナはリモコンの11と12にプリセットされない

選局の上下かEPG画面かチャンネル番号を直接入力しなければならない中継のBS衛星は2007年夏に打ち上げた新型。受信強度、C/N、BERが他の衛星より向上している

BS01 AGC(V)=199 C/N=80 BER=1.39E-3 (PNoise= 0) Freq=1049480kHz Offset=  47kHz TC8PSK2/3=48           slot 現在値93
BS03 AGC(V)=199 C/N=82 BER=1.68E-3 (PNoise= 0) Freq=1087840kHz Offset= -69kHz TC8PSK2/3=48           slot 現在値94

BS09 AGC(V)=201 C/N=86 BER=1.40E-4 (PNoise= 0) Freq=1202920kHz Offset=   1kHz TC8PSK2/3=48           slot 現在値96 ←新BS(11/12)

BS13 AGC(V)=202 C/N=79 BER=2.46E-3 (PNoise= 0) Freq=1279640kHz Offset=-273kHz TC8PSK2/3=48           slot 現在値911
BS15 AGC(V)=200 C/N=76 BER=5.78E-3 (PNoise=20) Freq=1318000kHz Offset=-383kHz TC8PSK2/3=46 QPSK1/2=2 slot 現在値84




2006年3月までのアナログハイビジョン

 


2006年4月から「BS hi」に「アナログ」が追加された。アナログハイビジョン(BS9-MUSE方式)停波まで1年半。

BSデータ放送999(知求チャンネル)もBShiアナログと同じ9月30日で番組は終了(放送は終了するが電波としては11月末まで)



NHK教育のN響アワーは、地上アナログなのに4:3素材を『超額縁』で放送
■ITU Ultra High Definition Television(UHDTV) 4K UHDTV、8K UHDTV(国内スーパーハイビジョン)
■コンポジット端子、S端子、オーディオ端子、D端子(アナログコンポーネント映像のみ、音声は別配線)を廃止してHDMI(1本でフルデジタル映音伝送)一本化 (D端子は平成の21Pマルチ端子へ)
■スーパーハイビジョン有効走査線数4320本の超高精細映像システム(現行ハイビジョンの16倍)
 2008年 家庭への伝送システム試作・実験  →  2011年 家庭へ放送する技術の確立  →  2025年 放送開始  現行デジタル放送は現在のアナログのような存在に…
 NTSC放送の寿命な60年)、MUSEハイビジョンが10年、ワイドクリアビジョンは5年、地上デジタルやBSデジタルは2011年完全移行するものの何年?
 
 新衛星(とアナログからの移行チャンネル)はH.264放送?、新衛星チャンネル追加、現デジタル放送のMPEG2を数十年も使いつづける?
 IPv6を利用したインターネットテレビへシフト? オリンピックが失速し余計に普及が遠のく?
 デジタルハイビジョンテレビアダプターFriio問題対策でパソコン用録画装置解禁へ(まだ制限多数)



入門書レベルだとCATVの前ゴーストは左に見えるのが相場、しかし光伝送等で規模が大きくなれば3.5H程度の遅延が発生するので、右ゴーストのように見える場合がある(設計上GCTでは除去できない)


※校正された本物のスペアナ(約外車1台分)と違い、AORの受信機とスペアナを使用しているので信号の有無と簡単な現象を確認できる程度の信頼性しかありません。
2006/06-

 

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