VL-V560-K カメラ付き玄関子機の故障(青画面、呼出ボタンが機能しない。親機モニターボタンを押すと屋外音が聞こえて通話ボタンで会話は可能) 2015.11.01・症状
VL-MW102K カラーモニター親機側の故障ではない
・呼出ボタンが機能しない。・確認
・親機モニターボタンを押すと青画面 (無接続、カメラなしインターホン、カメラ故障ドアホンで映像が無信号になるとブルーバックに差し替える機能が働く)
・親機モニターボタンを押すと屋外の音が聞こえる (定番のマイク(ECM)に関するハンダ不良はなかった)
・親機通話ボタンを押すと外部と双方向で通常の会話ができる。ノイズや音量も問題ない
・親機側の回線1 を回線2 につなぎ変えても症状は同じ。(ドアホン1/2の個別の回路は正常。共通部分は疑念が残る)・下調べの資料
・ドアホン側の止めネジ(2線末端)を直接ショートさせると呼び出し音が鳴る。親機から供給する待機用5V、起動用20Vの直流電圧は届いている。
・起動してしまえば双方向の会話は可能・音声はベースバンド信号としてそのまま重畳していることをオシロスコープを確認
→無極性2線タイプはドアホン側のブリッジダイオードで両波整流を行う。(2線だけを観測する場合は、差動プローブやハンディーオシロで電源を浮かせないと商用交流まみれで殆ど見えない)
→両波整流後のグランド側(押しボタンスイッチ)に接続すると綺麗な波形を観測できる(ブリッジDiの分だけ2線信号より電圧がシフトしている)
・親機や子機の型番をネットで検索するとマイクのハンダ不良が有名。青画面が出たところで諦めて丸ごと買い替える人を見つける。・もう少し深い確認
・子機を修理に出すと大阪で本格的に点検するらしい。基板交換で完了の模様・カメラ付きドアホン子機は単品2万円、無線式子機が2万円。親機込みの3点セットになると動画が録画できて3万円、写して録画するだけの2セット品なら8000円のねじれ現象。
・最新機種でもNTSC(SD)アナログ画質なので買い替えの意欲が湧かない。最新機種はアナログ映像出力がなくなっている。・松下電工技報 (Feb. 2001)51ページ、『カメラ付ドアホン子器用信号多重伝送ASICを参考』にブロック図やスタンバイ/起動時の遷移方法や具体的な電圧が記載されている。
・マイクのハンダ付けが不良になるのが定番らしい。ECMとリード線、リード線とプリント基板の組み合わせで接触不良はなさそうだが念のために再ハンダ付け
(スピーカーの色指定と実際の線が逆接続だった中国製)
・特許を調べると単純な電圧駆動でもなく100メートル線長を意識した定電流源とのハイブリッド制御、抵抗負荷など細かいタイミングで機種判定したり遷移させていることがわかる。
正常の確認・修理
・スイッチ単体のショート抵抗は0.1Ω内外で正常(経年劣化で接点が酸化すると高抵抗になりやすい定番の故障ではない。2線に対して150Ωを介して直接ショートすることでスイッチに電流を掛けている)
・電解コンデンサ(10個程度)の容量とESRはすべて正常、本体側も正常。
・カメラユニットの電圧供給+5Vと+9Vも正常。会話ができるマイクとスピーカーアンプ+12Vも正常。各レギュレーターは正常。カメラ基板のNTSC映像も正常。(隠れたレギュレータを見逃す)異常の確認
・待機時に呼び出しボタンの電圧を計ると両端共に0V。押しても鳴らない理由
・スイッチの直結先はトランジスタのエミッタ(とFM変調兼起動回路の特殊ICへ1本)、コレクタから150Ωを介してブリッジダイオードに接続する単純なもの。
→トランジスタの端子を注意深く一瞬だけショートさせるとチャイムが鳴る。ショート期間中だけ映像が正常に表示される。
→ベースの電圧が下がりすぎてトランジスタがオンにならず押しボタンが機能しない状態の確認(子機側)
・起動電圧は19.11V(故障時)、19.828V(修理後)
・待機電圧は3.76V(故障時)、4.080V(修理後)、4.76V(カメラ付き玄関子機の解放時)
↑ 待機電圧が妙に低い (親機の経年劣化で出力が落ちているか、子機の負荷が異常に大きい)
・20Vを印可して起動させるとカメラ基板は動くのにFM映像が出ないのでブルーバックになることから変調用IC周辺を疑う・番外編
・変調用ICは起動回路も同居している。
・起動直後に規定の負荷を掛けてカメラ付きドアホンであることを認識させる回路と兼用の待機回路の隠れたレギュレータ(2線に対してW数の大きな1.2kΩ抵抗とツェナーダイオード負荷)
・ツェナーダイオードをマルチメーターのダイオードモード(電圧降下分をボルト単位で表示)でチェックすると…
→順方向、逆方向共にたったの0.3Vしか電圧降下を示さないショート同然の明らかな故障状態。リード線も錆び(くすみ)が見られる。
>待機電圧3.76V(故障時)、4.080V(修理後)、4.76V(カメラ付き玄関子機の解放時) ←修理後の測定
3.76Vまで下がる原因は、ツェナーダイオードがショート同然で+5Vの待機時でも1.2kΩの負荷を開放しなかったことが原因→→同じ定格のものに交換して全快。(これが原因で丸ごと買い替えるご家庭が多い?!)
・ダイオードブリッジ後の回路が+5Vスイッチング電源(40kHz)ノイズまみれでスピーカーやマイクにも影響していたのでバイパスコンデンサーを追加(激減)
・半固定抵抗はカメラのコントラスト調整用。購入時から白飛びして中間調のリニアリティーも詰まり見づらかったので
10ステップ階段状テスト信号を液晶モニターに写して周辺の景色なども込みで総合調整。
→逆光に弱くなるので出荷時のVR位置に戻す。
・子機の液晶コントラストが年々白っぽく淡くなる。コントラスト設定を「最大」にしても購入時の「通常設定」より薄くなる。
・子機用充電台に省略されたシルクを発見。電解コンデンサを追加すれば充電池が劣化したときにありがちな画面真っ黒、全く充電しない問題をすべて解消(自己責任で)
メモ(充電台に電解コン追加)
2018.01.15 互換電池を6年間使用して持続時間が10分にまで縮んだので(本来は2.5時間)、互換電池(ohm電気)からパナソニック純正品に変更。
当時の純正品は取り寄せで妙に高価だったので、半額近く安い上に100mAh増量した非純正品を使用してみたが寿命はほぼ同じ(2013年当時)
パナソニック電池 BK-T407 に買い替え(2018年現在)
電池包装の背面台紙
2015.03.07 2年経過したが購入当時の安定した充放電が行えています。コンデンサの耐圧は開放電圧のことも考えて標準的な16V品を使用 (メールのご質問を今になって読みました)対応機器の品番で探す(2017年6月時点) 【テレビドアホン用子機】VL-W600対応機種リストに記載されていました(13年前の子機を使っている人がまだいる?)
繰り返し回数 約2.5倍 長持ち充電池 自然放電抑制
KX-FAN51同等品 (子機の内側に交換電池の型番が書いてあります)
前回は互換電池の方が安くて在庫が潤沢だったのに
現在は純正メーカーの電池の方が更に安くなり在庫がある逆転現象(互換品は高いまま在庫なし同然)
2013.01.16 新品の充電池は挿入しただけで一発起動。満充電した旧充電池(連続稼働は1/4から1/5まで容量が減少している)は電挿入しても起動しない。
新品電池の場合は充電台の標準品でも電解コンデンサを追加した改造品でも動作は同じ。劣化した電池に限り効果あり。
2013.01.15 充電台で規定の充電を行い、連続表示で放電させると電池グラフは3個点灯したまま突然電源断。警告なし。二度と動かなくなる。
2時間程度(取説)のところ25分(実測)で落ちるから容量は1/4か1/5まで減少。
電解コンデンサ除去した標準的な充電台に戻してから、子機を置きなおすと液晶画面は真っ暗、充電が始まらない。子機からチー音。
2点バネ間電圧は5Vを基準に3Vまで負側パルス(1kHz程度)、数分後から5Vを基準に9Vまで正側パルス。その後10Vを基準に5Vと3Vの2種類のパルスを繰り返す。
この状態から電解コンデンサをクリップで「一瞬」だけ接続すると子機は正常に表示を行い充電モードに入る。
子機が正常に起動すれば電解コンデンサは不要。電圧波形は直流になりパルスは消失する。
まとめ。マイコンが起動させたり充電してくても(半導体スイッチON)、高負荷になった瞬間、充電台のバネ端子電圧が丸ごと落ちる。(3V程度まで落ちる)
電圧が落ちるとマイコンは起動できないので画面が真っ暗、振り出しに戻る。チー音を出し始める。
(ニッケル水素充電池が劣化して低容量になると子機内のマイコン用大容量パスコンだけでは間に合わない)
子機充電台の小基板上に省略された電解コンデンサを追加すると
高負荷になっても電圧を落とさないように電解コンデンサが手伝う (第二の電源=大容量パスコン)
マイコンは電圧が落ちないので正常起動、充電モードにも移行できる。
ACアダプタは、負荷の有無に関わらず電圧の低下(異常なパルス)なし。
レギュレータ直後の電解コンデンサを省略したことが電圧不安定を招き、子機が全く動かなくなることの原因。
(新品の電池を投入して子機が予め正常に起動した後なら、電解コンデンサ抜き充電台でも支障が発覚しなかった)
新品当時のニッケル水素の性能に頼りすぎた設計。今まで電池が劣化した電話の子機充電台などをバラしたことがあるが、こんなの初めて。
古い電池を避ける機能にしては、異常なパルス状態だから設計外の動作でしょう。電池が悪いのか本体が悪いのか悩ませる。出張点検修理で6000円?らしい。
2013.01.14 充電台の基板に省略された大容量電解コンデンサのシルクを発見。部品を追加すると異常パルス消失、劣化電池でも一発起動、充電できるようになる。の巻。
古い充電池を入れると真っ暗。充電台に置いても真っ暗。充電音なし。マイコンが起動しないから地道な充電も始まらない?
ネットで検索すると良くある故障。
対処法は充電池の買い替え。電池の劣化にしては挙動がおかしく、新品に交換しても早々と同じ道を辿りそうなので各部の電圧と挙動が知りたくなる。
↓↓↓
子機の充電台を分解。オシロスコープ(100ms〜1s/divロールモード)でバネ金具から充電電圧を確認すると
故障時は充電とは関係のない異常なパルス状態(振幅も大きい)、正常時はパルスなど全く発生しない。
DCジャック横に「大容量電解コンデンサはコストダウンで省略しました。余力があったら取り付けて下さい」と言わんばかりのシルク(極性は逆)を発見。
省略された電解コンデンサの端子をオシロで確認するとバネと同じ挙動の異常パルスを確認。
裏返してパターンを追いかけると、バネ型ワイヤーからコイル(チップ)、コイルからコンデンサ(チップ)と大容量電解コンデンサ(リード)、そこからレギュレータ。
電解コンデンサ(実測で12Vまで扱うので耐圧25V推奨、16Vでも可)を取り付けてやると…劣化した充電池でも一発で起動、充電を開始。
異常なパルス電圧も消失。理想的なDCレベルで11.5V、5V、10Vを保持しながら充電を行う
(充電、非充電などで数種類の電圧値を取る)
コンデンサを除去すると、画面は黒のまま異常パルスを繰り返してマイコンは起動せず充電しなくなる元の状態。電池残容量の大小変化させて複数回確認済み。
子機側の平滑コンデンサも弱っている?
ACアダプタの出力は負荷の有無に左右されずリップル皆無。
※シルクのマイナスマークを信用してはいけません。パターンか実測値から極性を判断してください
(パナの伝統? 他社と逆の表示)
※よい子はマネしないでね(お約束)
2013.01.13 購入から7年。子機の表示が突然消える。一切の操作が行えなくなる。直前まで電池グラフはすべて点灯(バーグラフ表示の意味が一切無い)
充電台に置いても充電(ランプ点灯)しない。充電台単体は11V前後で正常。充電池単体の開放電圧は3.8Vで見た目は正常。4.8V豆球も十分点灯できる余力はある。
(後日談:充電台を改造後、古い充電池を認識させると追加充電せずに操作を行えたが、電圧低下警告を出す前にブチ切れて操作できなくなる)
検索すると電池の寿命の症状。エネループを3本組み合わせてクリップを使いスプリングに接続したら復活したので、そのうち電池を買ってきます。
ヨドバシなどではお値段が高く容量の小さい中国製の純正電池を取り扱っていない模様。(ELPAやオーム)は高容量で安い互換品を在庫(同じく中国製)。
子機側でドアホンボタンを押してモニタを行う場合、本機側のビデオ出力にBB(黒味)を出すバグ
親機のビデオ出力にBBを出力させるぐらいなら普通に映像を流して欲しい。
102Kは子機で操作したときにビデオ出力(テレビ)を行えない(100Kのみビデオ出力の設定メニューがある)親機LCD=外部出力の関係で無理だった?本体側TFT液晶は秋月のジャンクで売り出されるパチンコモニタ並の画質。アナログ接続なのでOSDの文字が悲惨なことになっている。
(ビデオ出力はダイナミックレンジが広いので視認性が良いが、内蔵LCDは5段階で随時変更させないと昼夜で一意には対応できない低画質)
なお、子機側の液晶は内部デジタル接続なのでジラつくこともなく高画質で安定していてバックライトも均一。ドアホンモニタは音声OFFにできない。(呼び出し音はOFFモードあり)
カメラ登録していないのにカメラボタンを押してしまうとピーピーうるさい。(Fキー無定義時のように無反応の方が良い)
4画面連続記録モード素材を前後キーで選択すると片方向のみ4コマ表示されるが、逆方向は1コマだけでスキップされる。
ビデオ出力の右端に緑色のノイズが画面上端から下端まで発生する(LCDや一般TVには関係ない話)
充電台に置きながら操作しても1分後には充電を始める。2450MHz帯を用いるので、電子レンジの使用により全く動かなくなるかと思われたが影響はない。
しかし電子レンジとは関係なく、コンクリートの影に入り込むと至近距離でも通信が難しくなる。プレストーク優先モードが無いので、毎回長押ししてプレストークモードに入る必要があるので面倒
※初期不良や製造不良のたぐいではありません。
■ワットチェッカー(計測技術研究所、サンワサプライOEM)の設計・製造元は台湾のメーカー
2013.01.01 突然壊れる。電圧、電流、周波数などすべて関係ない数値を表示しはじめる。
検索すると2003年頃には外国で裏モードを解明しているので、捨てるよりはマシということでチャレンジ。
※(volt+Hz、C110/C220+Hzで系列電圧を宣言、110Vで1000ワットの負荷を接続してからSAVE+Hzを行うと数秒間CAL作業を行う。
open+Hz後のSAVE+Hz動作は時間が掛かるが動作は不明。C110と書かれている通り本当は110Vで10Aも流せるスライダック等が必要。)
110V表示になるもののすべて正常になる。EEPROMの校正データが吹っ飛んだ模様。(オペアンプ1/4の出力が少々気になるが)
同じ筐体で、ランプ、ファン、ヒーターなどの制御を行う製品も紹介しています。
PRODIGIT ELECTRONICS CO., LTD.
http://www.prodigit.com/consumer.htm
2000M Precision Plug-in Power Monitor
2000C Energy Saving & Power Protector
■象印の真空ポット(CV-GX)の次機種はプリント基板のハンダ付け不良で焼損の不具合
焦げ臭い匂いがするので「初めて」分解したところ、大電流用端子のハンダ付けの盛りが薄く高熱でハンダの光沢が消失し基板も黒く焦げ裏側のプラスチックケースも熱で溶けていました。
前の機種と同じように書いている時点でリコールではない模様(製造後10年以内で家屋等まで延焼火災を起こし消防署から公的な証明書が必要なのがPL法の難しいところ)
裏を返せば本体のみの発煙発火や故障は周囲に迷惑を掛けないので対象外。火が見えたり煙がでても跡が残らなければ顧客がどんなに驚いても無罪
※基本的な話
分解して技術的な検討(検証)をしない限り故障しやすいかどうか不明なのでメーカーを信じるしかない
■象印の真空ポット(CV-GX)8カ所中2カ所が溶接不良で底から水が漏れる不具合
1999年8月に購入した象印の真空ポットCV-GXの不具合です。たったの2年で水漏れを起こして故障しました。
症状は側面の水位確認窓と上部操作パネルの内側に多数の水滴が付着します。底から湯が漏れる前に内部が
水滴だらけになるので面倒です。
当時は水漏れ箇所が見つからなくて放置していましたが、あらためて分解したところ水漏れ箇所を特定できました。
写真を見ると白い付着物(カルシウム分)が層状になっているので時間を掛けて漏れ出て蒸発した事がわかります。
真空ポットの底面(外側)
CV-GX-4(2000年に購入し、2年で故障)
ポット底面の溶接不良により湯が全部漏れる
裏側の白い同心円の裏側であるポット内面に溶接不良による穴
引用↓↓↓
象印電気ポットCD-DM型、CV-GX型をご使用のお客様へ
象印電気ポットCD-DM型(1997年5月〜1997年12月製造分)とCV-GX型(1998年12月〜1999年6引用↑↑↑(CV-GXの部分は特別に強調してあります)
月製造分)におきまして、容器の溶接不具合から、きわめてまれではございますが水漏れす
るものが発生いたしました。・上記製品で、ご使用中に水漏れが発生した場合は、感電の恐れがありますので、すぐに
コンセントからプラグを抜き、湯を捨ててください。・上記製品で、ご使用中に水漏れが発生した場合は、保証期間にかかわらず、弊社にて無
償修理をさせていただきます。お手数ですが、下記のお客様ご相談センターへ連絡いた
だきますよう、お願い申し上げます。
水漏れ事故直後は発表されていなかったので気付きませんでしたが、古いネタを掲載するに当たり検索してみると
正式に発表されている不具合で無償対応になっているとは…。釜の底には鉄板が1枚多点溶接してあるので内側を
確認するためにはチカラ技で全部引き剥がさなければなりません。もう完全に分解したので後の祭り…。
国民生活センターの回収・無償修理等のお知らせにも掲載されていないので気付きませんでした。
※不具合が発生した後に分解を行いました。故障するまで取説に禁止されている分解等の行為は一切行っておりません。
故障続きなので
パナソニックの格安IH炊飯ジャー(液晶と押しボタンは本体側に移動させて問題の蓋は単純なヒーターだけになる)に買い替えた(買い増し)ところ7年間故障の兆候が全くありません
冷却電動ファン搭載ですが故障もなく元気に動いてます。リチウム電池の持ちも格段に向上しています(9000円ぐらい)。定期的に分解してホコリ祓いをする程度
良く見るとバッテリー上がり対応の外付けバッテリー端子が待ちかまえています。(ネットを検索するとマイコン基板まで分解してリチウム電池を差し替える実験例があります)
■シャープのエアコン(AY-K28FX) ドレンホースからは規定の排水が行われるのに、室内機から水漏れが起こる欠陥。その1とその2
■AY-K28FXのエラーコード表(前後10年分?も似たようなパターン)
■自己診断機能(室内機・メーカー資料に加筆)
タイマーランプ(黄)の点滅 タイマーランプ(黄)と同時に点灯する運転ランプ(赤)の点灯パターンによって異常内容を表示する。※エラーコードは二進数で上位ビット(16)から下位ビット(01)に向かい点滅していき、5秒休止点滅の順番
01→02→03→04→05→5秒消灯 (繰り返し)
○→○→○→○→○→5秒消灯 ** タイマーランプ(黄)の点滅16 08 04 02 01 ↓↓ 温度表示部
×→×→×→×→×→5秒消灯 0 正常
×→×→×→×→○→5秒消灯 1 室外サーミスタショート異常 → 室外機サーミスタTH2..5抵抗値測定、基板点検
×→×→×→○→×→5秒消灯 2 圧縮機高温異常 → 冷媒不足、コンプサーミスター点検、膨張弁点検、電源電圧点検
×→×→×→○→○→5秒消灯 3 AC電流異常 → 制御基板(カレントトランス点検)冷媒なし、詰まり
×→×→○→×→○→5秒消灯 5 室外サーミスタオープン異常 → 室外機サーミスターTH2..5抵抗値測定、基板点検
×→×→○→○→×→5秒消灯 6 DC過電流異常又はIPM高温異常 → IPM導通チェック、IPMとヒートシンクの緩み
×→×→○→○→○→5秒消灯 7 AC過電流異常 → 冷媒圧力(高圧)点検
×→○→×→×→○→5秒消灯 9 室外サーミスタ取り付け誤り又はハイブリッドバルブ不良 → (熱交と二方弁)サーミスタの取り付け誤り、四方弁不良
×→○→×→○→○→5秒消灯 11 室外ファンモータ異常
×→○→○→×→○→5秒消灯 13 DC圧縮機回転異常(圧縮機ロック異常も含む)
○→×→×→×→○→5秒消灯 17 シリアルオープン・誤配線異常
○→×→×→○→×→5秒消灯 18 シリアルショート・誤配線異常
○→×→×→○→○→5秒消灯 19 室内ファンモータ異常
○→○→×→○→×→5秒消灯 26 ヒータ高温またはヒータサーモオープン
○→○→×→○→○→5秒消灯 27 加湿モータ電源電圧異常
×→○→○→×→×→5秒消灯 12 室外端子板温度ヒューズ断<異常表示の見方>
異常時は、ランプが点滅して代表的な異常内容を表示する。
運転/停止ボタンを押しエアコンを停止させる。
タイマーランプ(黄)と運転ランプ(赤)の組み合わせによって上表の異常内容を表示する
○:ランプ1回点滅 ×:ランプ消灯
「運転中」に試運転ボタンを5秒以上長押しするとポンプダウン(強制冷房・エラー停止しない)モード
裏技「停止中」に試運転ボタンを5秒以上長押しするとエラーコードを呼び出せる(正常なら「0」表示)
裏技 電源投入直後に試運転ボタンを長押しすると温度表示が昇順し、各モーター類の動作チェックが行える
■自己診断機能(室外機・メーカー資料に加筆)
室外ユニット生後基板自己診断機能LED表示 ●点灯 ○緩点滅(2秒周期) △速点滅(0.2秒周期 3回点滅)※詳細は室外機カバー裏面の回路図シールを参照No LED表示 内容
- 緩点滅 正常運転
1 点灯 シリアル信号異常
2 速点滅 x 2回 圧縮機高温異常 → 冷媒不足、コンプサーミスター点検、膨張弁点検、電源電圧点検
3 速点滅 x 3回 DC過電流又はIPM高温異常 → IPM導通チェック、IPMとヒートシンクの緩み
4 速点滅 x 4回 サーミスタショート異常 → 室外機サーミスタTH2..5抵抗値測定、基板点検
5 速点滅 x 5回 サーミスタオープン異常 → 室外機サーミスターTH2..5抵抗値測定、基板点検
6 速点滅 x 6回 AC電流異常 → 制御基板(カレントトランス点検)冷媒なし、詰まり
7 速点滅 x 7回 AC過電流異常 → 冷媒圧力(高圧)点検
8 速点滅 x 8回 サーミスタ取り付け誤り又はハイブリッドバルブ不良 → (熱交と二方弁)サーミスタの取り付け誤り、四方弁不良
9 速点滅 x 9回 DC圧縮機回転異常(圧縮機ロック異常も含む)
■エアコン室内機の内部から水漏れが発生する場合、不具合の原因としてドレン(排水)関係の不良を想定すると
思いますが、これは違います。室内機右側から1時間でコップ半杯ぐらいの水が垂れるので傾斜や排水の問題
かと思いましたが取付作業に問題はありません。
写真からもわかるように、本体右側に隙間(5mm)があることが原因でした。
これはメーカのサービスマンが室外排気ファンの異音対策の為に全交換(伝票の指示は室内機まるごと)だった
ものをフロンガスの再充填を含めて室内機を交換することは大変ですから、排気ファン部と電源ケースのみを
交換したことが原因です。
左側は壁側(奥)とパネル側(手前)が密着している 右側は5mmの隙間があり、冷気が室内機の内部に漏れる事で結露した水が垂れる
右側電源部ケースと手前の温風吹き出し部共締め 厚さ5mm(黒)、手前の取り付け部(白)に5mmを逃がす構造にはなっていない。
※新品を設置したときのロット(温風吹出口)と排気ファン交換(電源部ケース含む)時のロット(電源ケース)に互換性が無い?
自力で共締め用のタブをカット後、ケース各部の変な膨らみを解消するために工場出荷時とは違うケーブルの取り回しを修正して終了。
(サービスマンの取り回しが下手で線をはさみこんだ上にケースを変形させていた)
修理時にフロントパネルの温度表示LEDがめりこんで視認性が悪くなり再修理を依頼したが改善されなかった事が
ありましたが、この5ミリの隙間が原因だったと今頃になって納得。
メーカの修理伝票は室内機を丸ごと交換したことになっていますが、「大変ですから、ユニット交換でいいっすね?」と
言って構造の違いに気付かずに強行して一部の部品を交換したことに無理がありました。
修理後は、メイン電源スイッチのスライドスイッチが手前側に盛り上がっていたのも内部の膨らみと取り回し不良が原因でした。
※不具合が発生した後に分解を行いました。故障するまで取説に禁止されている分解等の行為は一切行っておりません。
特許検索で知りましたが、既に数年前から考えられた方式でした。
本体とクリーナーを組み合わせる方式とその通信方法、クリーニング方法、汚れ検知方法まで
考案されています。目視や回数による汚れ検知ではなく、最近なら誰でも思いつく方式ですが
駆動刃の稼働音を解析(今風ならDSP)することにより汚れ付着による質量増加と共振周波数
の関係から確定させる方法です。おまけに刃交換まで共振周波数等から推量させるとか・・・。
しかしシンクロには単なるモータ駆動だけでセンサはありません(まさか消費電流値のリップ
ル等から推量している?)
表示部にはクリーニングという表示で汚れを表示しますが、クリーナとの通信毎にリセットを
かけているだけなのかもしれません。
・クリーニング構造
クリーニング液は170ml エタノール主体91%、潤滑油、香料ですが、継ぎ足すことも
違う液体を追加する事も禁止されています。底にはハニカム状の沈殿槽と8個に仕切られた
浄化槽のような構造です。
これをポンプ(ギヤ2個で実現)と内蔵センサにより吸い上げ上部でクリーニングを行い
自然落下することでタンクに戻ってきます。このセンサは乾燥時はDMTで無限大、洗浄液に
浸けることで数百キロΩ程度になることから、単なる電極のようです。ちなみに洗浄液が無い
とLEDは点滅、浸すことで消灯します。使用中に液量が下がり、油脂増加で抵抗値が増大する
ことで最後の5回と終了を決定しているようです。他にセンサはありません。
掃除漕の右側から吹き出して左下傾斜部から自然落下させます。
送風用シロッコファンから全体的に風を送り込むことで乾燥させています。今回から水(アル
コール)と通信を行う関係上ACコードからアダプタに変更されています。他社も水を使う場合は
充電式しかありません。
ちなみに開封後8週間で揮発するそうです。ポンプも再取り込み口も密閉はしていないので揮発
し放題でしょう。
クリーン+チャージの動き
「15min」 ポンプ シェーバ 稼働 30秒
休止 1分
シェーバ ポンプ 稼働 30秒
休止 1分
シェーバ ポンプ 稼働 30秒
休止 10秒
シェーバ 10秒
休止 1分
「10min」 送風弱 5分
「 5min」 送風強 5分
「full」 終了(充電開始)
・本体
非防水性の本体とフレックスシリーズに見受けられる内刃と外刃です。液晶には充電完了
までの時間、使用可能時間、前回の使用時間、掃除催促、オイル注入催促、充電時気温異常表示
がありますが、オイルは過電流検知として、掃除催促方法はわかりません。
最初は4時間充電で数分充電後に動かすことで残り7分と表示されて本当に最後の1分には
回転も落ちてピッタリ停止しました。今までの残量計はエンプティーになってもまだまだ駆動
し続ける機種が多かっただけに電池管理が良く出来ていると今のところ思いっています。
何故かマイコンを2個使っていて(計算用とLCD用)水晶が2個ついています。数年前に
使っていたブラウンと作りが全く違い、単なるベーク基板と大きめのSMDとリード部品を樹脂
でガードすることもなく剥き出し基板なので高湿度厳禁です! スイッチの穴から基板が覗ける
ぐらいなので、気を付けすぎということもないでしょう。全く防水処理はされていません。
ニッケル水素とマイコンが進歩することで使用直後の浅い充電を繰り返すことも取り説で許容する
ようになりました。蛇足ですが、松下のES8003は初期と第2版で説明文句が変わっています。
半年に一度は自動的に電池の管理を行う・・・というのは強制放電を意味しているのでしょうか。
充電中は電池ピクト内の泡が右(+極)から左(-極)へ、使用時は左から右へ移動します。
ふるえるヘッドは少々気になるものの同社前使用製品比較で相当軽減されていました。往復速度は
どれぐらいが適切なものかは難しいところです。松下のES8003はヒゲが入りすぎると「ググウ」と止
まる事があったり13kHz駆動は早すぎていかがな物か?と邪推しております(その前の機種の方がリニ
ア同士ではあるが、良く剃れました)分解もしていないのに故障してしまい急いで買い直後ゆっくり
調べた所センサの取り付けがズレていて動かなくなっていました。1ストロークをフォトインタラプタで
検知して磁気反転させています。
シンクロの外刃脇ボタンを押すと、少し外れてヒゲを落とせるようになったのも新機構でしょうか。
しかしクリーニング時は開かせないで掃除を行います。CMのイメージだと上部を押しつけると外刃も
外れるのかと思っていました。
続く
20年後……バルブボスの効果は絶大でソフトスタートさせることで突入電流を防き寿命を延ばす広告通りですが
長寿命タイプ(110V電球)と併用すると劇的に伸びます。
結構昔に話題になった「電球を長持ちさせる装置」の延長上ですが、何と半導体を利用した
(簡単なマイコンかロジックが入っている)まともな製品で、フィリップスなどにもOEM
供給しているとホームページに書いてありました。ホームページには内部図もあるので
内部構造に関心するばかりです。30分後切れる、点滅する、4段階ディマーが出来る
というチップも紹介されていました。
効能は・・・
・10分後に自動消灯で付け忘れを解消(トイレ向き)
・通電中にオフ>オンとすれば2時間に延長で不便解消。
・パワーオン時にソフトスタートを行う(1秒以下の速度)事で電球の寿命が2倍程度に延びる
(突入電流をマイコン制御により解消)
といったものです。1600円もするので、電球が安い昨今元が取れるのか?疑問ではあり
ますが、「付けっぱなしのうっかり者」には十分ペイするものだと思います。結構消している
つもりでも、この素子をつけてから「スイッチはオンなのに電気がつかない(自動消灯)」の
時があって、痛感させられます。
取り付け方法は同梱のスポンジに両面テープが貼り付けてあるのでシートを剥がして電球の
黒い部分(絶縁体)とバルブボスの内側に接着して用意完了です。4個ついているので使い回す
か、張り直しが出来ます。素子が壊れない限り一生使えます。
白いゴムは「バルブボスの厚さ分だけ電球の口がねが露出するので、電球を外すときに口がね
に触れないように」という気遣いで付属品です。そもそも、根っこを持つか?という疑問が
出てきますが。
注意(落とし穴)
ホタルスイッチ(オフの時に緑や赤が点灯するネオンやLEDが内蔵されたタイプ)は使用できません。
これはバルブボスが「電源断」により初期化されるべき所をホタル回路の微弱電流によって一生オン
だと誤認識する事が原因です。(熱くなった電球を少しゆるめてオフにしない限り無理)
手持ちのホタルスイッチは無理でしたが、全てのスイッチで動作不能だとは言い切れません。
バルブボスの閾値や電球等の負荷とホタルの微弱電流の兼ね合いで正常に動作するケースがあるかもしれません。
→解決法:不本意ながらホタル無し単純スイッチに戻すことで対応。
1kwhを23円として、40w電球を1日10時間付けっぱなし(極端)計算で、
0.4kwh。これを365日計算で146kwh=3358円という計算になります。
これだと2個買える使用料です。
逆算で購入価格1600円を23円で割り、約70kwh相当。1740時間無駄に点灯させ
れば収支ゼロということになります。1日5時間無駄点灯なら1年で元が取れる計算です。
2.5時間で2年でスロースタート機能でラッシュカレントも減らすことでフィラメント寿命も
2倍延びるオマケ付きなので、買ってを損をしない商品だと思います。
(毎回絶対にスイッチを切るゾ!という人には2倍に延びる効能なので、200円の電球代を
どれだけカバー出来るかは疑問が残りますが・・・)
上記は10分間-使用時間は計算にいれていません。
2001.01.07初の球切れ 約1年半使えました。年に3、4回は交換していたので150円*4.5=675円
測定内容は3種類、ボタンなどもありません。
・計測時間が1分から100時間まで計測
・積算電力がkWh表示
・使用電料料金(概算1kwh=25円換算)
実際は23円ぐらいですが、価格変更もあるので「大きめ」に表示されるのは妥当な線だと思います。
電気ポット(湯沸かし時1kw、待機時数十w)を調べたところ、水道水の温度から沸騰(カルキ抜き)まで
で5円。24時間の待機電力は25円。1日に5回以上沸騰させなければ、毎回コンセントから抜いて
沸騰させるほうが「省エネルギー」のようです。(いつでもお茶が飲めなくなるが)
一応1200Wまで測定可能とのことですが、1kwで数分間の沸騰でも本体のコンセントは熱を持つので
放熱の良いコンセントで使うのが良いと思います。覗いてはいけない中身ですが、100vの片側にコイル
を通してアンプしてワンチップICで計測しています。電源は100vから整流して使っているので、1W
の消費があります。電源とコイルを通した2次電流を利用しているので、電圧*電流として計測している
のか?説明書の通り「あくまで簡易型」と書いて有るとおり「100V固定の元」に計測しているかは
分かりません。(数万円タイプでも電圧は100V固定のものもあるようです)
秋月の電流計は両方をrmsコンバーターで計算しているので正確ですが、電源が乾電池なので数時間の
積算モードがありますが、あまり「試してみる」気にはなれません。
コンセントから抜いてしまうとバックアップは無いので「クリア」されます。スイッチが一つもなく余分な
ホコリや水分も入りづらいので良い考えだと思います。
試してみると待機電力が実感出来ます。
ちなみに、電気ポットが1日25円の保温電気料として、365日で9125円。最近の真空電気ポットは
3500円ぐらいのようなので、単純計算で5000円として「3年分の無駄な保温電気で1台購入」
出来てしまいます。その後は逆転します。
「物は大切に修理をして使う」とは言う物の、待機電力で「省エネルギー」を考えるならば買い換えて
無駄な電気は削減するほうが良いのでしょう。 最近のシロモノは消費電力が下がっているので、購入
しなおすこともエコワット実質計算が出来るので、主婦の勉強にいかがでしょうか?
(最近は学校の家庭科でも教えるのでしょうか?)
2000.02追加
色々なものを調べましたが、継続は力なりで電気ポットの消費電力が一番厳しいです。真空電動ポットでも。
電力会社からブレーカに取り付ける電力消費表示機でも安く作ってくれませんかね?遠隔表示付きの
サンプルをTVで見かけたことはありますが、買うかどうかは難しいところでしょうか。5000円から
1万円で大量生産をすれば何とかなるのでしょうか。残り何アンペアでブレーカが落ちるか教えてくれると、
消費電力の組み合わせも分かって便利だと思いますよ。
直接排気と加湿と電気代の天秤が結構厳しい物もあります。
(来年こそ高効率タイプになりますか?>シャープさん)
外気湿度も20%の冬場ですと屋内は加湿されません(無い湿度からは吸収不能)
1999.01現在業界トップクラスのPAM採用エアコンが発売されました(シャープ)
おまけに夏期の湿気取りの為にゼオライト循環を逆に回して湿気のみ排気も出来るようになりました。
5ヶ月経過した頃に、加湿排気用モータのベアリング不良かファンに何かがぶつかっているのかわかりませんが、
「ぶーん」と音がします。電源OFFでも惰性で「バタバタバタ」と音がするので、その周辺でしょう。
除湿をすれば、ゼオライト部分にヒーターから温風を吹き付けるので焼き肉の臭いが出てきます
(ゼオライト湿度吸着機は臭いも吸着する)
マンションで強制換気設備がある所だと、強制換気装置が部屋から排気する力と、
エアコンが室内から排気する力とで綱引き状態になり、効果が薄れます。
これは換気扇の弁の動きからもわかります
(通常なら強制換気で弁が開く所が五空で排気すると弁が閉まります)
その後(1999.06.07)
その後、修理にきましたが「室内機全体交換が面倒なので部品交換」という技に出てしまい、廊下で一人が部品取り(
結局全アセンブリ交換)でもう一人が部屋で不良ファンの交換を行いました。製造ラインでの計算し尽くされたアセンブリ
(ネジ締め、ケーブル引き回し)を無視しての差し替えは無理があるもので、ケーブルを通す溝にははわしておらず
電源スライドスイッチが斜めになったまま「完了しました!!」とのお答え。 ケーブルがタッピピングネジ穴をずらす
方向に挟まってしまい、スライドスイッチもケースもたてつけがわるくなっています。そして運転LEDも温度LEDも
奥まって見えません。1時間後にもう一度やってきました。
その後調べたところケーブルのはわせが悪くて、やり直したのは言うまでもありません。
廊下では「どうやって(ファンを)外すんだろ?やったことないんだよな」「やべ、ネジを落っことして1本代替品から
出して・・・」等々不安材料が多すぎるサービスマンでした。
ゼオライトファンを交換して焼き肉の臭いも出てこなくなりました。
簡単にバッテリーコネクタのケーブル片側を外してデジタルテスター
(FLUKE45・5桁 10Aレンジ)
で計測したところ、最高電圧20V、最大電流1200mAも掛かっていました。(20W?)
ニッカド電池の根元計測ですから300mAhバッテリーに瞬時といえども(1分間以上)
1200mAで充電をするのはいかがなものでしょうか?(特別急速充電対応とは明記されていません)
ちなみに「手回し加減達成LED」搭載で、500mAを越えた頃から点灯します。
(最低限500mA以上の充電電流が必要ということになります)
説明書には「緑ランプ点灯状態で1分間充電時に30分間受信できる」とあります。
単純計算で1分間に1000mAで充電を行うとして16.7mAh相当。
ラジオの消費電流が20ミリから30ミリAということで30分受信できる
というのは妥当な線だと思います。ただニッカド電池に300mAhのものに
6%分しか充電しない方法はコストなどからみて妥当なのでしょうか?>詳しい方
バッテリーを抜いて手回しすると、負荷が無いので大変軽く回せます。
バッテリーを戻せば負荷が大きいので結構重くなります。
上記の事は「1Aも充電している」事からも納得がいきますね。
ニッカド電池にこんな浅い充電方法なのでメモリー効果が発生してしまい説明書にも
「受信時間が短くなった場合は何度か充電をしっかり繰り返せば元に戻ります」とあります。
結構リーク放電しているので結局「1分充電して、明日も1分充電して1時間分受信」
ということは無理なようです(次の日になれば全部カラッポになっている)
97年の商品なので荒っぽい充電にも耐えられる充電池ということで
ニッカド電池だとは思いますが。
バルブボス自身が故障したと言う話もありましたが、手持ちの電球を長持ちさせて本体も
故障していません。瞬時のソフトスタートと自動オフ機能は十分役立っています。
電球1個180円?程度なのに、パルックボールは1800円(当時)でした。
10倍も長持ちするならいざしらず、トイレの電球代わりに使って1年以内で焼けこげました。
スイッチオン後5分経過しても100%の明るさまでならない不良品で1年後には焦げ臭い臭い
で白旗をあげました。制御部を割ってみると、ソケットが上にあると無理があるのでしょうか。
結論としては「完結点灯するならば、電球10個買いだめして近くに置いておく」のようです
インバーターなのに即点灯せずにトイレを出る頃に明るくなっても使いモノになりません。
玄関先のライトに使うと良いかもしれませんが(連続点灯ならば)お出迎えのみに使うのならば
鍵穴も見えないほど暗いので使いづらいものになってしまいます。気温20度で点灯しない
で、いつ点灯するのでしょうか。ホームページやパソコン通信サービスで検索すればパルックボール
の欠陥まがい(トイレには向かない)の書き込みが見つかります。(2000年現在の製品の良否
は知りません、数年前の話です)
居間用パルック(40+60)も東芝に比べて交換時のみ明るくてすぐに暗くなり、寿命が短い事も気に
なるところです。何度基板が焼けたりスイッチがブッ壊れても松下を性懲りもなく買ってしまいます。
適度な故障間隔と価格、デザイン、置き場所等絶妙です。あまりにも短すぎれば技術力を疑いますが、
数年だと、修理工賃とコストダウンされた新製品価格を考えて再購入してしまいます。環境は悪く
無いのに最後は焼け臭くなって動作不良を起こすのは心配ですが・・・。故障時になって初めて分解
してみると基板が熱で焼けています。放熱設計も気になるところです。部品が下で基板が上だから
熱がこもるのは仕方ないところですが、放熱穴も無く、発熱部品周辺のみ赤くなっているとちょっと
ねぇ。設計者は経年変化後の故障から学ぶことはないのでしょうかね。修理に出さずに捨ててしまう
人も結構いるでしょう。
東芝インバータ蛍光灯は使用頻度も違いますが、明るく、数倍長持ちして蛍光灯交換回数も少なくて
済むが、手ごろな価格でシーリングタイプが無かったのが玉に瑕。東芝と言えばシャープの空気清浄機
に内蔵された酸化チタン活性化用紫外線蛍光灯もそうです。
2000.02.11追加
バルブボスにして9ヶ月経過しましたが電球は切れていません。ソフトスタートと自動消灯により
長持ちしています。経験上ですが長寿命化に相当効果があります。電気代も電球代も。
2003追加
設置してから4年間で1度だけ球が切れました。年に数回は電球を交換していたので効果を実感できるはずです。
最近は電球型蛍光灯も安くなったので、バルブボスの価格を考えると厳しいものがありますが、電球色が好きな
人には適していると思います。消し忘れ機能もついています
素人にはダイオード挿入による半端整流はお奨めできません。バルブボスもソケットのねじ込みが浅く
なるので問題が無いかどうか確認する必要があります。