・FL表示管、不要な部分が点灯する
→ フィラメントAC電源のオフセット(カットオフ電圧)が下がりすぎて不要なセグメントまで点灯する。
フィラメントの中点カットオフ電圧を-36Vより数ボルト上昇させるとコントラスト上昇
(-50V電源の1kΩ抵抗外す)
・FL表示管、薄暗い (有名な持病らしく表示管の交換しか対処法はないようです)
一般論としてフィラメント系のマイナス電源関連の電解コンデンサを交換すると改善するらしいが効果はなかった
→ 管の寿命(焼け)。不要部分が点灯しなくなるギリギリまでフィラメント電圧を下げる。
FLドライバ兼マイコン出力(グリッド(グループごとの網)とアノード(共通セグメント))は-35V(消灯)と+5V(点灯)をフルスイングしているのでLSIドライブ段は正常。オシロで確認済み
・オーディオリレー、唸る(カチカチ鳴る)
→ リレー用電源の電圧が不安定になっている。電源基板の電解コンデンサ交換
(ビデオ用+/-6V電源IC+6V側を利用している)・YC分離が不正確(ノイズが乗る)・半田割れ多数
※大容量から小容量まで膨らみや液漏れは0個だが電気的に全て劣化。ESR60テスター「>20.0Ω」多数、容量は半分程度まで減少、酷い物はオープン。全て交換した方が確実。
→電解コンデンサ劣化、映像系ドライブ段手前のチップ抵抗裏側でハンダ割れ数カ所、垂直振幅IC放熱不良でチップ焼損
ネットにサービスマニュアルあり(アワーメーターなし)
・ハンダ割れ多数(電源基板は9割不良)
・電解コンデンサに目立った容量抜けや液漏れなし
・電源ユニットの電解コンデンサ一部液漏れ(中小型容量)
・本体基板側は液漏れ無し(まだ)
・フロントパネルのLED輝度が不均一になるのが兆候 (電源基板側の電解コンデンサ不良。弁が裂けて金属製の天板に液噴射痕)
・ゴムベルトがドロドロに溶ける。(天板側からメカ全体を持ち上げるか、底板側からサスペンション等を丸ごとを取り外す) → ベルト張り替え
・表面実装電解コンデンサ液漏れ
・HIC基板(映像基板上のミニ基板。V6000と修理法は同じ) S-VHS限定、絵が暗くなったり流れる・大容量電解コンデンサ液漏れ
・キャプスタンモーターの電解コンデンサ不良
・ドラム基板に電解コンデンサなし
・BSユニット (底側を丸ごと外す。プラカバーはダミー)、大容量(1000uF)電解コンデンサ2個液漏れ。
・映像ユニットメイン基板、後方側の大容量電解コンデンサ液漏れ(470uF数個と後付220uF)液漏れ (1MHzより細かいディテールの違和感はホワイトクリップVRの劣化)
HV-V1000,V6000,V7000,S11?のS-VHS専用記録再生サブエンファシス基板・非直線処理LSI、KIC-EMP2基板の写真と回路図
基板上の電解コンデンサは、出力バッファアンプ前のDCカットに用いられ、映像信号を全て通しているので映像に影響が出ます。
M52084(S-VHS方式輝度信号処理)メインLSIの中間処理としてKIC-EMP2基板は用いられますから
・S-VHSは42ピン(OUT to LPF/SN兼用)からS-VHS専用LPFを通り、KIC-EMP2で処理、38ピン(S
CLAMP IN,S-VHS専用)に戻る。
・N-VHSは42ピン(OUT to LPF/SN兼用)からN-VHS専用LPFを通り、KIC-EMP2を通らず40ピン(N
CLAMP IN,N-VHS専用)にすぐ戻ります。
(KIC-EMP2上のコンデンサが故障してもN-VHSモードに影響が出ない理由はここにあります)
V1000に用いられた輝度信号処理LSI(リードタイプ)とサブエンファシス基板はその後のフラッグシップモデルHV-V7000やV6000
以降の製品にも表面実装タイプとしてそのまま利用しています。
注)SNはS-VHSとN-VHS(普通のVHS)の意味です。S/N比(信号対ノイズ比)ではありません。過去に騒いだ人がいたので一口メモ。
対策は、表面実装の電解コンデンサを交換することです。C取り外し後、無水エタノール(薬局で市販)で汚れを除去。
下手に基板は取り外してメイン基板のパターンを駄目にするよりも、周囲を注意しながら電解コンデンサのみを交換する方が良い。
ついでに回転ドラム基板の電解コンデンサも交換する事をおすすめします。
3年前に撮影した物。ここ1,2年で修理ブームが沸き起こっているらしいので図面付きで引っぱり出してきました。
左:HR-VX11 右:HR-W5(最初は左と同じ黒プラスチックの部品だったが、修理に出すと金属製の部品に変更された)
HR-X3,X5,X7,VX11,W5までシャーシはほぼ共通。25万円の高級機種でもVX11でも下位機種でも同じ。スイッチング電源もほぼ同一。
ダイキャスト部品に取り付けられている黒いバネが強すぎて(プラスチックが弱すぎて)割れることが原因です。
VX11のグリスが切れてメカコン用モータに不可が掛かりすぎて焼き切れ、基板上のヒューズ抵抗(TR形状)が切れたことがあります。
結構有名ですが、ビデオデッキの時間合わせがNHKの番組編成変更により出来なくなりつつある話
ビデオの内蔵時計は精度が悪く設置環境により悪影響を受けやすいので、ここ数年のビデオデッキには時報を受信して時計を合わせる
「ぴったりクロック」「ジャストクロック」などという機能が付加されています。
水晶はカッティングの方式により温度特性を自由に選択出来ますが、室温と筐体内温度が変化するので精度はバラついてしまいます。
交流同期方式(T社等、今でもでもある)は長期間でのズレがないように管理されていますが、周波数は同期していても位相(0秒)は
合わせないといけません。
そこでテレビの時報を判定、0秒リセットを1日数回行うことで時計を合わせる機能を備える製品が増えてきています。
しかし、NHKは知ってか知らずか不明ですが、時報にBGMを乗せたり、教育テレビで午前・午後・7時・6時に番組が0分を
またぐような編成で正常に動作しない頻度が高まっています。利用される側としては
「勝手に時刻合わせに利用しても関知しない」と
言われそうですがBGMを乗せたり毎時00分始まりをズラす必要はあるのでしょうか。職員所持のビデオデッキも時刻合わせは出来な
いのですから、とっくに気づいているとは思いますが、書いてみました。最新機種でも誤動作を避けられたという話も無いようで、デッ
キを多数出荷してしている関係上普通のBGM無し時報を期待するしかありません。
昔の一般的なBGM無しの時報と00分始まりにしておけば良いのに、余分な演出をされると困ります。たまに閲覧されているであろ
う団体の目に留まる事を期待しつつ・・・。
冬になれば静電気は付き物。ビクターと言えば、通称静電(帯電)ノイズと言われている大変有名(らしい)な不具合があります。
ビデオデッキの上部回転ドラム内(ヘッド写真参照)アースシュー(バネ&電極)で除電につとめている物の、色々な理由
で上ドラムと下ドラム間の接触が保てなくなり、下記のキャプチャー画像のような(本当はもっと激しい)不具合が発生します。
勿論、前提条件として・・・
・毎年冬場を越すと発生しなくなる。(室温は最低20度、30%は保持しているので環境が特別に悪いとも思えない)
・ビデオテープ自身にドロップアウト等の傷は無く、テープ側の問題ではない(帯電しやすいかどうかは別問題)
・標準・3倍モード(ヘッド)にも基本的に関係ない。3倍専用ヘッド入り切りでノイズ発生場所(ライン位置)が切り替わる
・他ビデオ(他メーカ、除電シューを清掃し直したHR-X5等)では発生しない
・録画再生頻度(劣化)が少ない時から発生する
・その他、暗黙の条件(一般電子技術として)各種 (しかし冬場の湿度は30%)
このような条件(テープ自体のドロップアウトやヘッド摩耗等)を除外して残る原因がこの「通称:静電ノイズ」です。
下の画像は信号源(BB=ブラックバースト・セットアップ0%、50IRE)の録画再生画像です。絵柄には関係ありません。念のため。
目視だと酷いのですが、ハーフサイズにリサンプリングしていますが、リンクではもう少しハッキリ見えます。(軽度の状態)
(1フレームキャプチャではこの程度、目視だと累積されるのでより酷く感じる)
これは、
ビクタービデオHRシリーズ ビデオヘッド下部除電ブラシ部品不具合(要:自己責任)
でHR-X5とVX11の下部ドラムに内蔵されている回転リングと接触端子を清掃することで一応の対策になった話
の続きです。本来ならばリングと接触端子付きバネ(対策部品もあるらしいが半年、1年後に再発する書き込みが目立つ)
を交換することが基本的な対処法ですが、根本的な対応には至っていないようです
何度交換しても半年、1年後には再発したり、完全に直る確証を得にくい事と保証期間が過ぎている(保証期間内
でも冬場にはノイズが出ていたので欠陥スレスレ?)ので数年経過(我慢)して無償で対策を要求することも言いづらい
ものがあります(事情を説明して無償にさせた話を読んだこともありますが)
お客様相談センターの話だと、実際にはサービスセンター等で有名な事象なのに(部品交換発注数を調べればわかる)
・テープに傷は? ・ヘッドの汚れは? ・ノイズの質が分からないので見ないと判断出来ない
・出力としてノイズを確認できても、内部ブロックのどの場所で発生しているかは中を見ないと判断出来ない
・聞いたことがない(ぉぃぉぃ) ・技術から報告も無い
と良くある対処法の堂々巡りでおしまいです。認めてしまうとここ数年間製造したほぼ全数でしょう。某社の暴言問題に
おける技術的側面よりも根は深いと思います。
見ないと分からない発言は、未知の問題解決では仕方無い対処法ですが、多数発生しているのに「見ないとわからない」と
言われるとお答えマニュアルの説明を行うだけの担当者なのかな?と気が抜けてしまいます。(実は確認していると回答を
行えば、相当数かつ有償対応した顧客もいるので困る事は目に見えていますが)
見ないと分からないならばキャプチャを行い、メールでお送りしましょうか?(民生は知りませんが、放送用では有る程度
分かっている(分かっていなくても似ても似つかない漫画をFAXで送りつけられて余計に困ることもありますけど)事象
に対して、客観的測定判定する場合に行う)と提案しても「それは困る」と言われました(まぁそうでしょうが)
軽度な症例ですが、このページに掲載しておきます。
対策済み部品があるのかどうかを伺って、従来部品より改善されていると言われれば修理依頼をお願いするという話であり
(既知の不良設計事案に対して修理代を支払うのはあまり納得の行く話ではありませんが・・・)、2年後に発生したから何と
かして欲しいと怒る話ではありません。根本的な対策もされていない部品ならば色々なリスク(修理期間、トラッキングズレ、
技術)を考えて交換しないほうが、まだ良いと思っています。
(録画は通年OK,冬場の再生だけがNGであり、夏場の再生は大丈夫です)
保証期間切れHR-X5のビデオヘッドを分解して試しに清掃後半年以上稼働させていますが、昨年とは違い冬場になっても
静電ノイズは全く発生しません(下手に真似をして壊さないようにお願いします。素人分解を推奨するものではありません!)
1999年夏に起こったビデオ事件より、こちらの方が正常なビデオテープを使用しているにも関わらず数機種に渡り、相当台数、
知名度、有償無償が曖昧、発生症状は誰が見ても気になる、ライセンス元が?と相当根が深い問題だと思います。
「ビデオデッキでどのブロックが原因なのか内部を見てみないと特定出来ない」・・・はバラして黒味を再生しつつ、PB-FM端子から
切り分けを始めれば分かることです。(まだ調べていません)
本来ならばリコール相当と言いたいところですが、発火するわけではないので個別対応の範囲でしょうか。
ベアリング周辺に除電リングを設置、その下にバネがシャフトにはめてあるだけなので油膜等の心配を充分考えるべきでしょう。
今のところ銀コーティングを施した対策部品があるようですが、半年後は同じだったという書き込みを見かけます。
2000年2月中旬現在:HR-X5分解掃除デッキは一度も帯電ノイズも出ずに過ごしています。
(未分解掃除であるX7とVX11は冬場になると発生しています)
特に新品テープはノイズが出やすい傾向があります。
愚痴:身近なビクターのアフターサービス問題
HR-X7購入後2ヶ月で、突然使用中に電源が切れたまま永久故障しました。電源部の単体永久故障なので、
修理診断も簡単です。各端子電圧をチェック後、電源ユニット一式を単純交換、それでも駄目ならそれ以外を疑うだけです。
頻度問題ではなくて一生動かない相手なので対応は簡単です。後は電源ユニットを入手するだけです。
修理に出してから6週間も放置されたあげく新品に交換させてほしいとメーカから直接提案されたりと不運続きです。
単純修理なので催促や内容確認もしないとこの長期間です。社内規定はどうなっているのでしょうか。
電源モジュールを6週間も入手することがが出来ず、目処も立たないので、本体ごと交換したいと言われました。ゴネ
ても仕方ないので甘受しましたが・・・。
丸ごと交換するなら数日、電源待ちをするなら1,2週間、製造ラインから取り上げるとか・・・。おまけに目視画像も波形も
悪くなっていたので余計に気分を害します。
販売店とメーカ間の輸送日数を除外して、純粋にメーカー発行の修理伝票欄「受付日付・修理完了日付」の期間が6週間です。
単純に電源ユニットの定常故障であり、部品調達のみで完了する事案です。生産中の製品なのにもかかわらず、ユニット調達に
2月もまたぐ程の部品不足なんてあるのでしょうか?途中経過の連絡も一切無しです。
こちらから画像のエッジ画質がジラジラするだのノイズがどうしたと仕様ギリギリの因縁を付けて担当者が付きっきりで
動作チェックを行ったり測定器を必要とする故障でもありません。催促をしなくとも素早く完了するか途中連絡があるかと
黙っていたらこれです。
単純故障で販売中の製品なのに電源ユニット入手を断念するまでに6週間も掛かって故障原因も提示せず、
新品交換で済ませたのは業界最長記録でしょう。
製造販売中なのに、電源ユニットが無いとも思えません、忘れっぱなしだったのでしょうか。謝罪どころか説明も無し。
アフターサービスとして劣悪な部類だと思います。何しろ6週間です。部品入手の目処が立たないなどとは思えません。
電源ユニットを待って、待って、待っていたら、2ヶ月以上もかかることが1ヶ月半後に確認したのもお粗末です。
電源ユニット不良と診断ができるのならばテストしたユニットがあったのでしょう。
・永久電源断による、単純な電源ユニット永久故障(推測)にもかかわらず(特定出来たかどうかは不明)
・途中経過連絡は一切無し(連絡先は店だったが連絡は無かったらしい)、原因特定説明も無い
・単純な電源ユニット交換なのに6週間(6日では無い)経過後「まだ入手の目処が立たない」と在庫管理能力を疑う
・製造ライン稼働中で、販売中だったので入手難とも思えない。
作り話やネタでは無く事実です。メーカー側の修理伝票の受入・修理完了日付期間を調べ直せば事実に基づいた内容だと
納得されるはずです。
まさか紛失・破損?考えすぎですかね。
頻度:特に冬場
修理:毎回修理しても再発する人も多い(2万円近くかかるらしい)
交換方法:要ヘッド交換の経験者。写真参考の事(重要:自己責任の事)
必要な物:スイッチングポイント調整の為にHVディレイ出来るモニタがあると良い
垂直同期をいじれる旧式TVかオシロでも可
原因:ベアリングのオイル等が入り込んでしまい(ブラシ接点とブラシとシャフト接触面)上ドラムと下ドラム
の導通が保てなくなり静電気が溜まるようになる。
確認方法:シャーシーと上ドラム間をデジタルテスターで導通テストすることで判定出来ます。
数十Ω以下ならば問題ないようです。これは自己改造後の指標にもなります
・特に冬場で静電気が溜まると発生しやすい。
・サービスマンも十分認識している。
・最近は銅ブラシ・シューだったのが銀メッキになったらしい
・修理しても1年程度で再発してしまう
・ロットや製品種別に関係なく、ここ4、5年のデッキで発生する。
上記2件を質問したところ、答えられない、とにかく修理に出してほしいと電話(2時間)とメールが来ました。
・購入後数年経過(発生時期は購入1年以内)しているので有償になります。
・必ず修理できる内容ならば、愚痴らずに修理に出せますが、「改善されたから、安心して修理に出してください」
という話にはなりませんでした。
・直りもしない現象に、2万円近くを何度も出せませんし、ヘッドをいじるので、テープとの互換性が取れなくなり
リスクが大きく冒険だと思います。
・インターネットやパソコン通信で比較的多い症状であること。購入1年以内から発生していたこと。を伝えることで
無償になった人がいるそうです。(設計、部品選定上問題があったとメーカーも認めている?)
カタログにはDP/DG特性表示もあり±2.5度(max)・5%(max)と表示するところに設計者の
意気込みが伺えます。ちなみに放送機材でAD/DAを用いるものだと最大で2%・2度が最低ラインです。
コンデンサのカップリング時定数によりある周期で輝度変化の激しい画像の場合出力に不具合がある現象
があるそうですが、通常の映画やTV番組では問題ありません。短いバウンスや長いバウンスだと大丈夫
なようで、ある周期という面倒な問題です。設計するときに超スローや高速バウンスはチェックしても
可変させながらのチェックはヌケがでるかもしれません。
そのような中でフロントパネルのピンジャックが基板からしか固定されていないのでハンダ割れを起こしました。
ハンダの量が少なくて、より根元に応力がかかっているようです。他社のハンダ盛りはもう少し大きめです。
背面パネルはタッピングでピンジャックシェルを丸ごと固定しているので力が掛かりませんが、フロントパネル
は基板固定とフロントパネルの穴を通すだけなのでガタがあれば、すぐに割れてしまいます。10年も前の
設計ですから、最近はちゃんとなっているとは思いますが。
PJ55のアース側シグナル側両方共ハンダ割れ。
保証期間切れ、つまらない不良なので再ハンダ付けして対処。
左右の光センサのプラスチックプリズムが汚れてくると透明なリーダテープを検知出来なくなり「全部テープ?」
と勘違いするようになります。結果はテープを進めて突然重くなったがカウンターも進まず、テープの端も見つからず
安全装置が働いて電源が断になってしまいます。
上記の事から「汚れを拭き取ってやる」だけで解消されます。カセット挿入口から注意深く綿棒でこするか
アルコールを染み込ませて拭ってやるだけで解消します。(つけすぎてアルコールをボタボタ落とさないように)
こんな事で1万円以上取られたら最悪ですね。フォトセンサーASSY交換と称して一般ユーザーは納得
するしかありません。ただ汚れて検知出来なくなっただけでも・・・。(感度時定数選定ミスでしょう?)
ビデオテープが薄くなったと言うなら適応型感度調整が必要でしょうか。数人見つかったので相当数あると
思われます。(残念ながら、詰問してもお客様の環境が悪いと言われる事でしょう)
(1999.08.11追加)
今月になり修理(HX-X7)に出された方はセンサー毎交換されました。サービスマンが現場でプリズムを清掃し
その場では改善されたものの数日で再発して修理にだした時の話です。センサーの感度が素子としてギリギリ
だったのでしょう。 手持ちのX5も一度目は拭き方が足りずに同じ様な状態だったので念入りに拭いた後は
大丈夫です。(そもそもフォトセンサの故障率は低い)
手持ちのHX-X5とVX11にプリズム拭きを施した状態で3ヶ月経過しましたがまだ再発していません。
(1999.12.22追加)
HR-X5,VX11のプリズム清掃は半年以上経過しましたが再発していません。
スス?が多い環境とも思えませんが、フォトインタラプタの光を導くプラスチックプリズムもどきに帯電防止剤
でも含有させるか塗布させる必要があるのでしょうか?
手持ちビデオは無水エタノールで清掃しただけなので、そこまで考えなくても良いと思いますが・・・。
・イジェクト後テープを急いで抜かないと、勝手にドアを閉めてしまう不具合
(フロント内蓋に反射型フォトインタラプタが入っているので検知している筈
なのに1分経過するとカセットが無い時と同じように閉じようとする)
・ドアをしめた後に「もう少し」閉めてしまいギヤを駆動するシャフトに負荷がかかりギヤ割れを誘発する
以上の2点が主なギヤ割れの原因のようです。
>ギヤ補強写真(クリック)
サービスマンが出張して「その場で接着剤を使い修理しようとした」などという発言も見受けられます。
・何度修理しても割れるが、最近は金属による補強がされているようです(部品番号:PQ34346A-8)
こんな症状で修理を何度も行った人も多いでしょう。ネットで調べればすぐに見つかります。
部品番号:PQ34346A-8(新対策済み部品・これよりも新しいサフィックスがあるかもしれません)
部品番号:PQ34346A-6(大変割れやすい旧部品)
部品名 :MAIN GEAR ASS'Y メインギヤー
参考価格:¥4,400
ビクター全般(1999.06.15)
メカ切換部分が劣化して、異音、ジョグ操作等で画面からノイズが追い出せなく
なっています。相当テンション管理が悪くなっているようです。DDヘッドは
まだ、問題なく動いています。
VIDEO(VISUAL?)と言っても、ビデオデッキ、レーザーディスク、AVセレクターの話です
DVDも期待株かもしれませんが、ハイサンプリング・ハイビットのCD上位互換再生モードが搭載され
るころにでも・・・と思っています。
プロフィールの機材のインプレションでも書きます。あと波形入出力静特性なども。
全く進んでいません。(読まれている確信がないと、あまり筆が進まないということです)
各ビデオデッキの入出力波形の違いなども載せようと思います。(これで廃刊になった某有名雑誌社がありました)
ビクター HR-20000
HR-S10000
HR-VX1
HR-VX11
HR-X5
HR-X7
三菱 HV-V6000
ケーブルテレビ施工編(壁面アンテナ端子の作業など掲載予定は無かったのですが、あまりにも劣悪なので撮影・掲載しておきます)
工具無し、作業後のシールド線の残りカス放置、同軸ケーブルの心線がシールドケースにショートしていた信じられない施工技術です。
一斉工事なので工具無しは考えられません。
関電工が施工に(委託業者かもしれません)やってきました。施工が丁寧ならば本人の容姿を問いませんが、作業員は施工技術も怪
しそうな雰囲気が漂っていました。横で見ていると作業しずらいので、その場を離れて待っていましたが、なかなか出てきません。簡単な
基本的作業にも関わらず、10分経過しても終了せずに怪しさと彼の焦りがにじみ出ていました。
・アンテナ端子の蓋を外すときに、マイナスドライバーを持ち合わせていないのでカッターの背でマイナスネジを回す
・5C同軸をペンチで引きちぎりつつ剥こうとするから1,2度失敗し、最初から切り直してシールド線の散乱と放置と時間浪費
・アンテナ分岐ケースと上階からのシールド心線がショートしている(目視レベル)
・プラグ側のシールド線も切りそろえず剥き出し放置
何しろカッターで心線を出しつつ、ペンチ引きちぎって作業をしていました。完了後(作業時間15分)見に行くと・・・唖然。
関電工の作業 ↓
シールド線の切りカスを放置
シールド端末処理無し(普通は見える所だけでも綺麗に処理を行う筈だが・・・)
作業員が末端を切り直してプラグを設置しました
心配になり、蓋も盛り上がっているので中を見てみると↓
同軸ケーブルの心線が本体のシールドケースにショートしている(心線も長すぎ)
気になるので膨らんだ蓋を外した直後(端末処理も無茶苦茶)
ユニットごと引き出してみると・・・↓
素人工事以下の作業。心線が長すぎてショート(かショート寸前)
まとめて撮影
交換前の端子。心線は半田付け、シールド線も処理されていた
最後に欠点のまとめ。
・工事のゴミを放置(シールド線が50センチ四方に散乱させたまま)
・上階からの5Cシールドケーブルの心線をユニットケースにショートさせたまま(若しくは、心線が長くショート寸前)
・シールド線は端末処理をせずに美観を損ねる
・マイナスドライバ、ニッパ、ワイヤストリッパを持ち合わせていない
・信号が弱くなった(疑惑)
関電工は、素人工事しか出来ない社員(下請け)に作業をさせているのでしょうか。
CATVは通常の受信システムより信号を弱く伝送して漏洩を避けているようですが、弱電力に起因するノイズではなく、
上階のショートが原因だったりして・・・。何しろ施工前はノイズも出ずに全く問題が無かったのですから改悪です。
シールド線の心線を適切にカットしておけばケースとのショートは防げます。ニッパも持ち合わせていなかったので後から
心線を切ることも出来ません。テレビ取説の作業図を見ながらの素人でも、こんな作業は行いません。
カッタとペンチだけでインチキ施工をしていたらダメダメ。
ビクターのアンケートに
「松下はアンケート葉書を書くと返事が来ます」と書いたところ、何故かお詫びに?クロコダイルダンディー2をSVHS
で送ってきたことがありました(店頭デモ用)これにマクロビジョンが入っていて動作原理が良くわかりました。
シャープのアンケートに
「EPモードのFM記録が他メーカーよりも3倍振幅が大きく、他デッキで再生できない」
「TBCをONにしてもVDはスルーのままで、その部分で同期乱れが起きやすい(マクロビジョンとは関係なく)」
と書いたところ、栃木の工場から直接電話がありまして(係長か課長)
「いやー、TBCのVDはスルーにするとVHS規格で実は決まっているんですよねぇ。ははは」と言われました。
「EPの記録が大きいのは調整ミスです(他デッキでFMエンベロープをオシロで見たと説明した)送り返していただきたい」と
言われましたが、絶対に「代替機は出さない!!」と言うことなので今は無きディスクマップにウリに出してしまいました。
自己録画再生では問題ないのですが、ちょっと心配です(極悪非道?)
ビクターのHR-W5で
PLAYが出来なくなる故障が起きました。原因は「ピンチローラー押さえプラスチック割れ」で、アルミダイキャストに変更になりました。
でもフォーラムによれば逆のタイプもあるそうで、良くわかりません。FF・REWで超スローになるバグが全機種あるのも問題です。
(テンションのかかりすぎや、最終端ならまだしも、通常の真ん中でも駄目な場合が多い)
ビクターのHR20000で
フロントパネルの豆電球が切れたことがあります。フロントパネルのエアタイトドア制御ギヤが割れます(殆どのユーザー?)
これを一式交換すると部品代だけで5000円から10000円するらしいです。TBCもたまに白フラッシュしたり、下取り
価格下落でほったらかしになっています。(トラッキングもあわない)
三菱のHV-V7000で
温度特性によりFM再生メーターが勝手に点灯してしまう不良を見つけました。
チャイルドロックをするとテープ記録にVDが画面中央に現れるマイコンのバグがありました。
その後底面数ミリ厚の銅板にCPUクーラー程度のファンが追加されたのは言うまでもありません
(修理すると全機種なるらしい)
他にも色々不具合がありまして、人によっては4台も交換、私も1台交換になり、その後不具合報告書
なるもので「***の不具合は仕様です」と他機種と比べての落ち度も「仕様」との回答でした(回答が
欲しいなどと書いていないのに) 特別「こうあるべきだ」「高いからこの性能が必要」とは思わない主義で
「当時の他メーカーと比較して」と一般的に民生品を考えるようにしていますが、それでもひどい故障まがいの
ものでした。
ビクターのHR-X7で
突然電源が入らない故障が起きました。メーカー修理にだして6週間「原因が分からないから、新品交換で許して
欲しい」と電話があり、承諾したところ工場直送で最新ロットがきましたが、特性が大変悪かったです。X7は
初期ロットの方が電気特性が良かったのに、交換して祖をしました。電源モジュールのみを交換すれば良いはず
のに・・・。
松下のnv-SB1000Wで
EEでもPBでも輝度レベルが70%以下という不良がありました。色信号とシンク振幅は正常なので暗がりに
濃い色が出て、故障レベルです。WFMで再調整したところ正常になったので良しとしましょうか。その後の
機種はVRが無くなり、シリアルコントロールになったか、固定出力になったようです。
松下のSB707で
MNコンバーターは走査線変換をせずそのまま出力にして、業務用モニターの16:9とすることで緻密な画像が得られます。
また、MNコンバーターも走査線変換するフィルターや方式に簡易方式のしわ寄せが出るようなので理にかなった方法ですが
一般家庭に業務用なんてありませんよね。インタービーでカタログを貰って購入できた唯一の製品です(ビクター)
ソニーのPVM14M4Jはシンクセパが相当弱いようです。正式なシンクなら問題ありませんけど。
上記の愚痴を書いたところ不具合問題で検索、ヒットする方が多いようでメールまで頂きました。
当時としては、この価格帯で良くできた製品に見えたのですが、製品寿命の設定が短すぎませんか?
水分や油分で劣化は加速するとは言いますが…。価格が価格だけに修理は断念しました。
非DD時はアナログ音声信号であるFM信号がそのまま出力されます
DD時は2.6MHzのキャリアに信号が変調されています
そして劇場公開部分などのDD無しでは2.3MHzのキャリアのみでした
●●●
読者からのご質問の件についてお返事申し上げます。
「DSP-A2」は10月下旬から出荷を開始致しましたが、初期出荷の一部にR
Fデモジュレーター部品のバラツキがあり、ディスクによっては音が途切れる、また
は音が出ない、との症状が見受けられました。
すぐにデモジュレータ回路を改善し対策を行い、11月に出荷したものは全て対応
済みです。
初期にご購入いただい たお客様で症状が発生した場合は速やかに修理又は交換の
体制を取らせていただいております。
今後とも製品の品質には万全の体制で取り組んで参りますのでよろしくお願い申し
上げます。
ヤマハ広報室より
コスモビレッジさんに質問したところヤマハに回答して頂き、回答も転送していだけて恐縮です
(YAMAHAの広報室へのメールアドレスなどがありません)
とAVヴィレッジさん経由でのご回答でした。
本来は保証書に住所氏名を書き込み「店控え・メーカー返送用紙」を用いて不具合機種に対して
アナウンスをしたり、雑誌で発表されるとより良かったと思います
(何しろ保証書には製造番号まで含まれているのですから、製品管理も一発でしょう)
10年ほど前に斉藤由貴が宣伝していたNECのノイズワイパー機はマニュアルの正誤表が必要だったらしく、
全く気にならなかった誤植修正の紙をヤマギワ経由で送ってきました。
前にKENWOODのKA-V9500を使っていましたが、とんでもない
音質の物でした
3090は初のAC-3対応AVアンプだったのでパイオニアのHF9と
セットで使っていました
0 00 y 固定値 ?
1 xx y [確定]フォトインタラプタ 00テープ挿入中(両方遮光) 01スタートセンサ透過
02 エンドセンサ透過 03テープ排出後(両方透過)
2 xx y 04再生中
3 xx y 通常動作+スイッチやセンサ情報 00再生REWFF
4U
4 xx y [確定]キーセンス 00停止 0U再生 03早送り 02巻戻し 06一時停止
A4タイマー 08録画 46イントロ
5 xx y stop-sp01 stop-ep21
rew+sp89 rew+epU9 U1…U9 20 etc
6 xx y 10再生 10→50→10FF
n1停止 n1 n3
7 [確定]完全マニュアルモード 停止<>再生でモードモータ、チャンネル上下でキャプスタン正逆
離すと瞬時に停止する
* ** x 0,1,2、13が存在する
注意:独自に発見したテストモードです。サービスマニュアル等で必ず確認してください。
分解修理を自力で行えない人は絶対に実行しないでください。分解掃除を個人的に行う人向けです。
(保護装置を無視して範囲外でも自由に駆動できるのでメカを理解していない人には危険)